思い出

2009年10月8日（木）

今日は、ワシントンを経ち、ロンドンに向かう日です。

7時半に起きます。
朝食は、前日スーパーで買ったバナナと、
博物館で買った宇宙食のいちご。



水分を完全に抜いているようで、サクサクしています。
イチゴの味であることは確かですが、まずい！

11時にホテルをチェックアウト。

川沿いの公園を歩きます。
ワシントンに東京市長が送った桜が植わっている話、
よく英語の教科書に載っていますが、ご存知でしょうか。
その桜並木があるのが、この公園です。



桜を送った東京市長は、私が最も尊敬する日本の政治家、尾崎行雄。
「憲政の神様」と言われ、国会の玄関に胸像もありますね。

そして、上の写真の奥にある白い建物は、
私の最も尊敬するアメリカの政治家、トマス・ジェファソンの像が
置かれている、ジェファソン記念館です。

ジェファソンは、アメリカ独立宣言を起草した人。
その時の年齢は33歳です。

ちなみに、後で分かったのですが、
私の最も尊敬する日本の思想家、福澤諭吉は、
この独立宣言の文章に影響を受け、
『学問のすすめ』に、その影響が色濃く出ているようです。

そして、私は、独立宣言に影響された『学問のすすめ』を読み、
慶應出身の、先ほどの尾崎行雄の本も読み、
慶應義塾大学を志望校に選んだのでした。

図らずも、ここは、私の原点のような場所です。

更に歩くと、この建物に行き当たります。



ここは、映画などにもよく出てくるリンカーン記念館。

中は、こんな感じです。



そして、ここは、キング牧師が1963年に「I have a dream.」の演説
をした場所でもあります。

床に、それを示すプレートを発見。



さて。
お昼を過ぎているので、昼食を買いに行きます。
わざわざ、ちょっと遠いお店へ。
エンパーナダスという、パイに中身が肉まんと似ているような、
南米の食べ物のお店に行きます。
一つ3ドル（約270円）。

少し早いですが、地下鉄と空港バスを乗り継いで、
ダレス国際空港へ。

飛行機に乗る前に、ハッと気付きましたが、
アメリカは、出国審査がないんですね。

飛行機は、ちょっと遅れて18時すぎに出発。

7時間のフライトで、ロンドンに到着するようです。