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2012.01.28
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 石巻工業高校が21世紀枠で、

 センバツ出場をを決めた、

 同校にとって春夏を通し、

 甲子園初出場になる、

 石巻市からは64年ぶりに、

 代表を甲子園に送ることになる。

 

 身近で起こった快挙のように、

 このニュースを聞いた、

 昨年の10月8日、

 石巻専修大学のホームカミングデーに、

 その記念講演を頼まれ、

 同大学を訪れた、

 迎えの車で、

 高台にある同大学へ赴く途中、

 石巻工のそばを通った、

 グラウンドに人影はなかったが、

 そのときに主催者が話してくれたことが、

 心に残った、

 「ここのグラウンドは瓦礫や、

 ヘドロで埋まりましてね、

 その除去が生徒も総出で、

 大変だったそうです、

 でも、4月には練習をやってましたよ、

 瓦礫の山にはハエが大量に発生し、

 悪臭が漂っていましたが、

 部員はマスクをかけてやってました」、

 石巻市は3・11で約3800人の、

 死者、行方不明者を出している、

 卒業式をすませてまもなくの、

 生徒も2人犠牲になった、

 うちが全半壊した生徒は、

 枚挙に暇がない、

 そんな状況の中での練習再開で、

 野球部員たちの胸に去来したものは、

 大変貴く重かったに違いない、

 記念講演の終了後の懇親会で、

 何人かの人と懇談したときも、

 石巻工の話が出た、

 訪れた前の月の9月に、

 台風がもたらした豪雨で、

 グラウンドはまた水没した、

 企業の室内練習場を借りるなどして、

 野球部の練習と対外試合は続いた、

 23勝9敗4分け、

 この好成績を評価されて、

 甲子園への切符を手にした、

 立派の一語に尽きる。

 

 懇親会後、

 大学側の好意と配慮で、

 講演を行った同じ会場で、

 市民で被災した親子を主な対象に、

 慰問読み聞かせ会を開かせてもらった、

 野球帽をかぶった子供が1人2人いた、

 この子たちが地元の高校や、

 甲子園でいつかプレーする姿を、

 イメージしながら、

 読み聞かせを行った、

 このあと、

 モンゴルの子供たちから託された、

 石巻市立大川小学校の子どもたちへ宛てた、

 励ましの絵と手紙多数を届ける予定があった、

 手紙のうち、2,3通は、

 日本語に訳してもらってあった、

 そのうちの1通を、

 この慰問読み聞かせ会で、

 読ませていただいた、

 訳文ができたとき、

 12歳のモンゴル少女が、

 日本の被災地の子どもを気遣う、

 強い気持ちに涙を誘われた、

 その気持ちを伝えたかった、

 この手紙中の、

 「人は強ければ凛とし、凛としていれば、

 強いと言います。みなさん、強く凛としていてください。

 この言葉を苦しいとき悲しいときに思えば、

 心が元気になります」

 というくだりは特に強く印象に残る、

 聞いてくれた親子の方々も、

 同じ思いだったようである。

 終わって市内飯野川第1小に間借りしている、

 大川小へ向かいながら、

 ここの子どもたちが、

 モンゴルからの温かい励ましに、

 凛として強く生きてくれるに違いない、

 と確信した、

 大川小は在学児童の約7割が、

 犠牲になっている、

 モンゴルの子どもたちは、

 その子どもたちへの鎮魂の思いも、

 手紙に詰めている。

 

 甲子園出場、おめでとう!

 勝ち負けではなく、

 凛としたプレーで、

 被災地に元気の風を、

 吹かせてほしい。

 

 劇場はこちら◆志茂田景樹のホームページ・
 本
 

 

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最終更新日  2012.01.28 12:32:15
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