カゲキ隊長のブログ

　２０１０年度の小中学校の不登校の児童生徒数は、

　全国で１１万９８９１人だった、

　この数字が多いか少ないかはともかく、

　１９９７年度から毎年１０万人を超える、

　もはや（不登校児童生徒）と差別化するのは、

　状況にに合っていないと思う、

　不登校は児童生徒の選択の問題と見たい、

　１９９７年から２年弱、

　フリースクールの特別講師をやっていたことがある、

　僕は江戸時代に生まれたら、

　呑気な寺子屋の先生になりたかった、

　算盤を教えているとき、

　やりたくない子は、

　後ろでぐうぐう昼寝しようが、

　花札をしようが勝手次第、

　大工の子は腕に職をつければいいので、

　算盤は無用の長物、

　昼寝をしてもらったほうがよく育つ、

　そんな夢想をしていたので、

　僕の９０分ぶっ続けの授業に限り、

　何をやろうと勝って次第、

　ただ他人の邪魔はするな、

　と釘を刺した、

　イジメを嫌ってきたのに、

　フリースクールでもイジメは発生する、

　と聞かされていたが、

　僕の教えた子たちの間で、

　イジメは見られなかった、

　情緒不安定で、

　フリースクールに入ってきた子も、

　声を上げて笑うようになった、

　フリースクールは年齢に少しばらつきがある、

　心を開いて話し合えるようになった生徒の間では、

　ごく普通に年長のものがリーダーになっていく、

　フリースクールを超えたものは、

　若者（衆）やど、娘宿だな、

　と思った、

　若者（子ども）たちが自主的に、

　大人になるための、

　社会で生きていくための知識や、

　知恵を体験的に身につけていく、

　そういう要素を持った居場所が必要ではないか、

　当時、よくそう思ったが、

　大津イジメ事件で、

　あらためてそう思った、

　情緒不安定や、

　イジメにあい、

　学校が恐ろしくなった子供達に、

　きみの居場所はあるよ、

　と元気に声をかけたい。