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テーマ:路線バス(284)
カテゴリ:バス
昨日アップした記事で2003年8月に特急「すずらん」に乗ったと書きましたが、車内でその日どのようにして過ごそうか時刻表とにらめっこしながら考えたのでした。当初、えりも岬に行くつもりだったので帯広の宿は押さえてありました。思案した結果、未乗の石勝線新夕張~夕張間の支線に乗ることにしました。
さて、札幌まで来てどうやって夕張に入るか。夕鉄バスの札幌大通~清陵町という路線があることを時刻表で知りましたが、清陵町といわれても夕張のどこへ連れて行かれるかわからず、そもそも札幌大通のバス停がどこにあるのかわからないので困ってしまいました。 結局、高速バスのページで見つけた北海道中央バスの「高速ゆうばり号」に乗ることにして、札幌駅前ターミナルから石炭の歴史村ゆきのバスに乗り込みました。 高速道を下りて、一般道を進んで夕張市内に入ると「バリバリ夕張」の看板がいたるところに設置されていました。なにがバリバリなのかよくわかりませんでしたが、着いてから見た三セク観光施設を見て「たぶんバリバリの真意はここにあるのだろうな」と思ったのでした。 石炭の歴史村を見学して、なぞの夕鉄バスの正体を見るべくやってきた同社のバスに乗り込み、夕鉄本社バスターミナルをめざしました。 夕張は南北に細長い町で、石炭の歴史村は町の北端でかつて炭鉱のあったところなのでした。バスの行き先は「清陵町」やかつて国鉄夕張線の支線の終点だった「登川」などを示していました。 私はなぞの札幌急行をキャッチすべくターミナルで時間をつぶしました。運行図や運賃表を見ると、何のことはない。地下鉄大谷地駅のバスターミナルにも寄るではないですか。得体の知れない「札幌大通」バス停を探さなくてもよかったのです。 やってきた札幌急行はかなり年代物の観光タイプの車両で、北海道中央バスとくらべても見劣りのするものでした。 新さっぽろ駅前へ行く路線もありました。こちらは普通の路線バス仕様でした。 2003年の時点でこんな状態でしたが、今年夕張市が財政再建団体入りするときの報道で、市がお年寄りむけに発行している夕鉄バスの割引券を廃止するか否かが問題になっていました。結局、廃止されずに残ったようですが。同市は細長い町なので交通の確保はとくに生活の存続にかかわります。 いまでも同市は「バリバリ」といっているのでしょうか。次の記事では財政破たんの原因になったとされているリゾート施設を少しだけ利用したので、その感想を含めて述べたいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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