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テーマ:温泉について(1630)
カテゴリ:温泉
今回の大分県湯めぐりにおいて、長湯温泉とともにメイン企画にしていたのが七里田温泉。しゅわしゅわの炭酸泉に入れる「下の湯(したんゆ)共同浴場」に入ることを楽しみにしていました。
下の湯1 posted by (C)喜多山栄 料金は300円。「木の葉の湯」の受付に支払います。また同共同浴場は施錠されているため鍵を借りなければいけません。デポジット(預かり保証金)1000円と交換に鍵が渡されます。無賃入浴を防ぐために木の葉の湯の受付前にはモニターテレビが置いてあって下の湯共同浴場へ出入りする人の一部始終が分かるようになっています。 下の湯2 posted by (C)喜多山栄 鍵を受け取って早速矢印に従って下の湯へ向かいます。防犯カメラがきちんと目を光らせています。タダ湯は許されません。 下の湯3 posted by (C)喜多山栄 早速中に入ります。脱衣所から一段下がった半地下のようなところに四角い浴槽がありました。浴槽の広さはたたみ2枚分くらいでしょうか。先客は7人。あいさつを交わして中に滑り込みます。 無色透明のお湯ですが、入った瞬間に全身に細かい泡付きが見られます。こりゃすごい。温度が絶妙なのでしょうな。熱すぎずぬるすぎず、気体成分が抜けない温度で湧き出ているだけでも絶品といわざるを得ません。 下の湯4 posted by (C)喜多山栄 壁には巨大な換気扇が取り付けられ、大きな音を上げています。空気より重い二酸化炭素を多量に含む源泉ですから、酸欠事故を起こしたら大変です。注意書きには「洗い場や湯船で寝そべらないで」と大きく書かれていました。 同浴者に聞いてみると、近辺だけでななく福岡県や熊本県から来ている人もいました。「名古屋から来た」と言ったらびっくりされました。常連らしいじっちゃんは「午前中3時間、午後から3時間入る」と話していました。低温泉だから長湯ができるんですね。炭酸泉の場合、泉質的にも特にじっくりと時間をかけたほうが効能が高いといいます。 下の湯5 posted by (C)喜多山栄 私も事前に分かっていたので、滞在時間はじゅうぶん確保してありました。下の湯だけで1時間以上、何だかんだと雑談しながら浸かってしまいましたね。おじさん集団で温泉に浸かると、どうしても話題は政治経済の堅い話に…。話の詳細は割愛しますがおじさんたちの“怒り”は相当なものでしたね。 湯上がりにノートに記録をとっていると「近辺の温泉まわっているのか?いいところあるぞ」と情報提供も。また「大分空港から名古屋へ帰る」と話すと「熊本空港の方が近いのに」。 そうなんです。もう熊本県境に近いところまできているんです。かの有名な黒川温泉も目と鼻の先です。でもレンタカーの乗り捨て料金は県境をまたぐと高くなるんですよね。出発地が大分市内だったので、少々遠くても大分空港にしないと割高になってしまいます。熊本空港を利用するのはまたの機会です。 じっちゃんいわく。「兄ちゃん、今日は一人か?今度来るときは子ども連れて来いよ」 「……」。その前に先立つものが…。婚活中であることを見抜かれているのか…。 「分かりました。今日は一人ですが、今度来るときはまず嫁さん連れてきます」と答えて外へ出ました。 ここで昼休み休憩です。木の葉の湯に鍵を返すとデポジットの1000円が返ってきました。休憩室で軽食が取れるようだったので、そばを注文。午後からのドライブは距離が伸びるので無理はせずにリラックスモードで走ることにしました。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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