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活字と植物メンテ、クラシックの日々

活字と植物メンテ、クラシックの日々

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2006/07/11
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カテゴリ:カテゴリ未分類
今日の最高気温、
32.8度だったらしい。。。

外に出ると、
上の方から熱風に押さえつけられ、
コンクリートといっしょに
溶けてしまいそう!
あっっっつぇ~~~~~!!!


このあたりでは
5月の末に田植えがおこなわれていたが、
田んぼの稲はいつのまにか、
成長して50センチ以上になっている。
熱風にザワザワとあおられ、
自由自在に形を変える、
青い稲の波。。。


私の住むアパート。
建物の真ん中にある部屋なので、
風通しがあまりよくない。
特に、2DKの間取りの
真ん中にある台所は、
どうしても熱がこもってしまう。

晩御飯のおかずの野菜炒め。
残ったご飯で作ったおにぎり。

たった一晩おいただけなのに、
朝になると、腐敗した臭いをはなっている。
晩御飯ではなく、朝御飯を食べる私。
私のおかずが・・・減ってしまう。
もったいないので、
無理をしてでも
それらを食べることがあるが、
最近は暑さでバテているせいか、
食べられないことが多い。


近所のスーパーで
ゴーヤが安かった。
豚肉といっしょに炒めようと思い、
値段のわりに大きめの
ゴーヤを買ってみた。

夕方・・・
ゴーヤに包丁を入れた。
私は、震え上がった。
ゴーヤの中は・・・
真っ赤だったのだ!

ひょっとして、
ゴーヤの中で何かが育っていて、
私は、その生物に
刃物を入れてしまったのか!?

暑かったはずなのに、
鳥肌が立ってきた…。

そして、おそるおそる
ゴーヤを切っていった。

切り終えた。
その中には、他の生物などいなかった。
しかし、大きな種のほとんどが、
真っ赤な膜に包まれていた。
その色は・・・まるで
吐血したような
鮮やかな血の色で…
やはり、ふるえは止まらなかった。

あとから、インターネットで
“ゴーヤ”を調べてみた。
熟れすぎたゴーヤは
種のまわりに赤い膜が
できてくるらしかった。

めずらしいことではないようだが・・・
ああ、怖い、あの赤すぎる色・・・。

私は無事に、ゴーヤを使って
豚肉と炒め物を作った。


ゴーヤって、もともとは
沖縄の作物だったよね・・・。

昨日、地元のNHKの
『アーカイブス』に行って、
沖縄戦のフィルムなんか見てたから、
あんなゴーヤを見つけてしまったのだろうか…。

うん、戦争はいやだ。
あんな色の
本物の血は、
見たくないよね。





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Last updated  2006/07/12 05:08:35 PM


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