今日は全然違う話題。
でも、この件に関してはハッキリ書いている方は殆ど居ないので、出来るだけ詳細に纏めておきます。
結論から言えばCPAPは個人輸入可能です。法的にも全く問題ありません。
但し、使用に際しては医師の指導の下が原則なので、最初から医師の指導下に入らずに購入CPAPで済まそうというのは良くないと思います。
今回はResMed社のAirminiと言う機種を個人輸入しました。
再整備品で740ドル(以下米ドルです)程度でした。10万円チョット。
購入先は 1800CPAP.com にて。
購入に際し、医師から診断書を貰う必要があります。
私は既に医師の管理下でCPAP治療をしているので、『国際線の航空機に乗るのに診断書を要求されまして…』と言って発行して貰いました。5500円だったかな。PDFで提出するのでと、裸で貰ってきました。
普通の通販と同じように欲しいものを選択して、クレジットカード決済で購入します。
本人確認を要求されましたので、パスポートの写真のページと免許証の画像を提出しました。
診断書もPDFにして送付。
2日ほどで出荷されました。
5日ほどしたら、fedexの成田から『薬鑑証明』を取って送れとメールで通知が来ました。
合わせて、インボイスなどがPDF添付されてきます。
『医薬品等輸入確認情報システム』という所にアクセスし、必要事項を入力し、fedexから来た書類と診断書などをアップロードして、fedexのメールアドレスも登録しますと、ほぼ1営業日で処理は終わって、国内宅急便で自宅に届きます。
医薬品等の輸入確認というのに、上手く行くかな…とドキドキしましたが、全く問題無くすんなりと手元に届きました。
注意点としては、個人輸入した製品はUSA仕様なので、いわゆるオンラインで医者がデータを見る事は出来ません。個人利用しか出来ません。複数台の輸入は出来ないそうです。診断書は必須です。
私は、数ヶ月か1年くらい様子を見て、医者からのレンタルと通院を止めようと思っています。
今回、輸入したResMedのAirminiはとてもコンパクトですが、今まで使ってきたフィリップスの物と比べると、送気圧の調整が独特で、慣れが必要かな…と思いました。
でもあのコンパクトさは嬉しいですわ。
アメリカのamazonや1800CPAP.comでは、USB(PD65w以上)での駆動を可能にするケーブルや、日本では扱いの無い、鼻に直接装着する町コンパクトなマスク(AirFit P10)などもあり、携帯性はもっと良くなります。
フィリップスの製品は、非常に良く出来ていたけど、ACアダプターが巨大すぎる上に、ACケーブルが110V迄しか対応していなくて、海外の高電圧に耐えられんそうで、変圧器を持ち歩いたりで大変でした。今回は、アダプターも町コンパクトですし、万が一はUSB PDで駆動させるので安心です。
但し、USB PDの充電器は良質な出力が必要な感じで、私が最初に持っていた3000円弱のPD 65w出力の物は直ぐ切れてしまい、使えませんでした。5000円クラスが必要なようです。
ベトナムでの購入も検討したんですが、関税が高いみたいで20万オーバーなんですよね。
やっぱりアメリカが安いです。
次の機械を買うときは、また何処かの呼吸器科にかかって、診断書貰うしかないな…と思っています。