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オンナを磨くココロと体の使い方

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2006年05月01日
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「男の子だから落ち着きがなくて・・・」
「男の子だから戦いごっこが好きなのよねー」
「男の子だから乱暴でねー」

よくお母さんの口から聴く言葉ですが
果たしてそれはほんとに男の子だからなんでしょうか?

個人差もありますが、たしかに女の子より動きが大きいし、体を使うことも多いとは思います。
が、男の子という生き物は、じっとしていられないんでしょうか?

体を観ていくと、どうやらそうではなさそうです。

まず「落ち着きがない」というのは大部分が「そういう性格」ではないです。
落ち着けない事情があります。

子どもの要求を無視して「~しなさい」「ダメ」「触らないで!」など
自発的な行動を阻止され続けると、体の中にはそれをやりたい要求が残ります。
その解消されない気持ち悪さがあるから、じっとしていられないんです。
居心地の悪さがこどもをむずむずさせるんです。
抑圧された要求を発散したいから、戦いごっこがしたくなる。
乱暴なことをしたり、いったりしたくなるんです。
いわばそれらの行動は体を整えるための「活元運動」です。

子どもの要求をちゃんと見ながら接していくと
むずむず君もたたかい君も
落ち着いた行動に変わっていきます。

お母さんは毎日どれだけ子どもの行動をコントロールしているでしょうか。
そんなにあれこれコントロールしないと、本当に困るんでしょうか?
それじゃあまるで生まれたときはみな野犬みたいで
しつけていくことで人間らしくなっていくってこと?
ホントにそうかな?

日々の不必要な「コントロール」の積み重ねがこどもを落ち着きなくさせていきます。
ヘタすると1歳児にさえガミガミ言ってるお母さんもいます。
(またそのお母さんのガミガミ言いたくなる気持ちも、
どこかで抑圧されたエネルギーなんだけどね)

きらくかんでの親子のやりとりを観ていると、「言わなくていい制限」が
とても多いことがよくわかります。

オーディオアンプのつまみに目がいっただけで「それはさわっちゃだめ!」
こどもがどんな気持ちかを考えないで「また!靴下脱いで!ダメじゃない!」
どうみても急がなくてもいい場面でも、ゆっくりやってれば「はやくはやく!!」

でもって、「うちの子は落ち着いてなにかひとつのことができないんです」って言っても
それは今までやりたいことを集中してやらせてあげてないからだよね。

ではなぜ同じように接しているのに男の子のほうがそうなりやすいのか。
それは先日のブログ「女を知ると男がわかる」につながる話なんです。

女の特性は「柔軟性」
男の特性は「直進性」
これは、生まれたときからそうなんです。

だから女の子がガミガミいわれてもどこか柳みたいにテケトーにのらくらできるんですが
男の子はそれができない。抑えられた分がひたすら溜まりやすいんです。

そして息子にたいしてそういう接し方をしているお母さんは
夫に対しても同じ接し方をしている人が多いです。
このへんは、きらくかんに家族ぐるみで整体を受ける方が多いのでとてもよくわかります。
そういうお母さんで、息子3人+夫なんていうとまるで「女帝」状態です。

でも私はこの「落ち着けなさ」「乱暴さ」はいけないと思ってません。
抑圧されたエネルギーを転換したかたちで発散できるチカラがすばらしいと思います。
もっとひどくなると、それすらできない「縮んだ子ども」になっちゃうんですから。

お母さんたちも「ダメ!もうどーにも仕切りたい!」と思ったら
仕切っちゃって、で、「押さえこんじゃった分ちょこまか、バタバタしてくれー!」
ってそこを許して上げれば、こどもたちはちゃんと育つんだよ。

 






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最終更新日  2006年05月01日 08時51分01秒
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