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オンナを磨くココロと体の使い方

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2007年11月11日
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カテゴリ:お産本
「子どものことで、ダンナのことで、もうクタクタですぅ~。」
と、アタマはパツパツになってしまった人がきらくかんによく来ます。

「人のことを考えてばかり」というのも、よく心を紐解くと
実は「その人のこと」じゃなくて
「その人を思い通りにすること」ばかりを考えていることがよくある。
特に家族に対してよくあるよね。

子どもの行動も、だんなの行動も、
自分の思い通りにさせることにアタマを使っていることは少なくない。
すわって食べろ、早く起きろ、さっさとしろなどなど…
「だってそれが彼らのためだから!」と言いながら、
現実の彼らを見ていない、自分の頭の中の理想の子ども像、夫像だけを見て
それに現実を近づけようとしている。
へたすると彼らの意思も、人格もおかまいなしだったりする。

「こうやったら喜んでもらえるだろう」ってことをやってみて
喜んでもらえないと怒ったり不機嫌になったりするのも、
ホントはその人がどう感じようがその人の自由なのに、
そこまで、その人の感受性まで仕切ろうとしているってことだよね。
恋愛とかしてるとよくあったよね。
あれは現実の彼じゃなくて、アタマの中の彼と恋愛してたんだよね。
なつかしいなあ。

実際、人を思い通りにさせることなんてできないんだよ。
だからうまくいかなくてイライラするし、
どうして「うまくいかないんだろう」と悩んでみたり。
そりゃあうまくいかないのだ。

私も母親に対してそうだったなあ、とよく思う。
「どうして母親なのにこうしてくれない!」なんていうのは、
自分が勝手に作った「母親像」のとおりじゃないからひとりで怒ってただけで
別に彼女が悪いんじゃない、そのままが彼女なんだしね。
それに気がつくのに、すごーーーーく時間がかかったなあ。
子どもや夫には、「思い通りにしようとしている自分」がいるとすぐ気がつけるに
母親に対してはそうなじゃかった、ああ、ノーマークだった。
いやーすまないことした!ごめん。

「今ここ」にいる、ありのままの、
そのままのその人を受け容れて、そのお手伝いをするくらいなら
こんなにアタマがパツパツにはならないんだ。
だってそんなにたくさんのことでも、たいへんなことでもないんだもの。
それに自分がお手伝いできることだけでいいと思うの。
無理をするとついつい「やってあげたのに!!感謝もしないなんて!」
なんて恩着せちゃったりしちゃうしさ。

じゃあ、そうやって気がつけば自分の思い通りにしようとしてしまう人は
「人でなし」かというとそうではないんだよ。
自信がないから、そうしちゃうんだよね。

整体を通して、いのちの働きのすばらしさを知ってもらうことは
そういう人たちの自信を取り戻す手助けになっていると思う。
コントロールしなくても大丈夫なんだ、こんなによくできているんだ、
ということさえわかれば、そういうコミュニケーションを手放すことができるようになる。
だってホントはみんなコントロールなんてくたびれることしたくないんだもん。










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最終更新日  2007年11月11日 20時04分29秒
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