2221985 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

行きかふ人も又

行きかふ人も又

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

Freepage List

Free Space

ゆるい分室はじめました
dekunotato.exblog.jp

Archives

2024.11
2024.10
2024.09
2024.08
2024.07
2024.06
2024.05
2024.04
2024.03
2024.02

Category

Calendar

Comments

森須もりん@ Re:【夜行列車(POCIAG)】 1959年 ポーランド映画(03/10) 小学生のときに、テレビでみました。 あれ…
ETCマンツーマン英会話@ 希望を生むもの はじめまして。先日初めて『アラバマ物語…

Favorite Blog

Kabu + Plus エースNo1さん
ある日どこかで リラ11さん
ベティ333のブログ ベティ333さん
でくの坊 雨にも … なんぜんたろうさん
My 映画 on TV 日記 タケ88フミさん
2010.03.27
XML
カテゴリ:日本映画

 ドスライク!とまではいかないけれど、かなりストライクな作品でした。
原作はくらもちふさこさん。

舞台は田舎の美しい里山、木村町。中学2年の主人公・右田そよは、小中合わせて全校生徒たった6人という小さな分校に通っています。そんなある日、東京から一人の男子生徒・大沢くんが転校してきて、にわかに心波立つそよでしたが…。

そよばかりじゃなくて、子どもたちみんなにとって、東京から来たカッコイイ転校生・大沢くんは憧れと物珍しさでいっぱい。
とくに女の子たちには、恋愛対象となる初めての男の子。
彼のハートを射止めた―というより、なんとなく一緒にいるようになるそよと大沢くん。ふたりは並んで歩くようになって、自然の流れでキスしたり、手を繋いだり。なんともピュアなお付き合いが始まるのでした。

離婚して郷里へ戻ってきた大沢くんのお母さんと、そよのお父さんの間には、昔なにかあったらしい、とかささやかな紆余曲折はありますが、毎日がノスタルジック。
子どもたちが、あまりに素朴で素直でいい子で、始終気持ちが温かく、ほのぼのと観ることができました。


時は流れ、ふたりは中学3年生、高校受験のシーズンがやってきます。
そよは、大沢くんと電車に乗って、地元の高校に通うのが楽しみになりますが、大沢くんは悩んだ末、「東京の高校に行く」とそよに告げるのです・・・。

東京の男の子、とはいっても、大沢くんはめちゃくちゃいい子で、顔も性格もパーフェクト。
演じているのは『重力ピエロ』の春役を演じた岡田将生くんです。あの時も巧いな~と思ったけれど、今度もすごくいい。
そんな大沢くんでも、やっぱり最後には都会を選んでしまうのかな・・・・なんてセンチになってしまいましたが、ラストはしっかりを選んで、後味最高な物語になっています。
原作もいいのだろうな、きっと。

ちなみに、そよ役の夏帆ちゃんは、むかしの裕木奈江に似ています。あそこまでインパクトはないけれどね。



●  ●  ●  ●



監督/ 山下敦弘
プロデューサー/ 小川真司  根岸洋之
原作/ くらもちふさこ 『天然コケッコー』
脚本/ 渡辺あや
撮影/ 近藤龍人
音楽/ レイ・ハラカミ
出演/ 夏帆  岡田将生  夏川結衣  佐藤浩市

(カラー/121分)
 






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010.03.28 01:04:27
コメント(4) | コメントを書く



© Rakuten Group, Inc.
X