熊本の夜の繁華街は?
マジでネタ不足だ。こうやって書き始めてもまだ何を書くべきか決まっていない。しかし、今日の日記を書かなければと言う強迫観念が俺を襲ってくる。俺ってこんなに真面目だったっけ?この真面目さが学生時代に発揮されていれば俺の人生ももっと違うものになっていただろう。もしくは交換日記が3日で終わることはなかっただろう・・・今日の昼間、車の運転中に不意に思い出したことを書こうと思う。俺は福岡で生まれ育ったが、学校を卒業して初めて就職したのは熊本だった。その時の話だからもう20年近く前の話だ。俺は熊本の小さなスポーツ用品メーカーに就職した。初仕事の日、会社の馬鹿専務が(こいつは本当に馬鹿だった)仕事中に突然、「慎之介君、今日は君の就職祝いに『しんしがい』に行こう」と言い出した。『しんしがい』が何のことかわからずに尋ねた当時まだ純情だった俺に馬鹿専務は、「慎之介君、『しんしがい』は福岡で言えば中州みたいな所だよ」と答えた。それを聞いた俺の妄想が膨らんだ「紳士街紳士の街紳士淑女の社交場何て直接的で扇情的な地名なんだ」と・・・出勤初日にもかかわらず俺は仕事が手につかなかったね。そして俺はその晩、熊本『新市街』にデビューした。何て紛らわしい地名なんだ・・・しかし、熊本新市街が俺の妄想に違わず素晴らしい町だったことを付け加えておかなければならない。