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いよいよ中国に赴任して最初の大会の日が来た!
朝6時、ZZZ夫妻と待ち合わせた後、広州走友会の方たちと合流して大学城へ。すでに揃いのTシャツを着た選手が続々と電車の中にいて、気分は否応なく盛り上がる。会場到着後、まずトイレに行き、荷物預かり所の近くで着替えを始めた途端、中国人の好奇心たっぷりの視線を浴び始める。あちこちからくすくす笑い、すかさず写メールやデジカメのシャッター音が聞こえ始めた!(←えらいこっちゃ!) 定番の勝負服(?)に着替え、荷物預かり所へ行ったら、大騒ぎ!中国人が集まってきたぞ!みなさん、写メールの許可を求めてくるので、いちいち応対していたらだんだん回りに人が集まってきた!(笑)そのうち取材攻勢も始まった。(汗) まさかこのサルが日本人だとは思わなかったのだろう、北京語でまくし立ててくるので、素性を明かすとますますおもろいと思ったのだろうか、気が付いたら周りに人垣が出来ていた(笑) さすがに人気者もこれでは移動出来なくて大弱り。なんとか人垣を振り切って仲間の待つ集合場所へ。そこでも同様。なんだかすっかり有名人になってしまった(笑) 8時スタートが訳もなく15分ほど遅れて、ようやく号砲?が鳴った。青梅や荒川みたいになかなか集団が動かず、スタート地点は3分後に通過。真っ赤な帯のような選手の隊列が少しずつ動き出した。その様は揚子江か珠江のよう。 回りを見ると選手の殆どが若者で、きっと周辺の大学生なのだろうか?やっぱりみなさん活きが良くて、元気がある。日頃走ったことのないお兄ちゃんもいきなりダッシュで突っ走っていく。かと思えば2kmも行ってないのにすでに歩いている選手も大勢いる。ファンランと思えば納得出来るが、余りにも走り方が出来ていない。 少しばらけてきた頃から、徐々にスピードを上げてゆくと、ちんたら走っている若者たちから歓声が上がり出す。「ワー、おさるだあ~!なんだありゃ!はやっ!」といった内容が私がごぼう抜きしてゆく瞬間から聞こえ始める。少し先を走っていたmongoさんによると「歓声が後から迫ってきたので何かと思ったら、しゃおらいさんだった!」と笑っていたらしい。それくらい中国人にはバカ受け! ↑選手を追い越した後にカメラを構えるとこんな光景が!(笑) 給水所では美人チアガールの応援があり、すっかりエロじじいになったおさるはおねえちゃんたちとお喋り。一緒になって選手を応援したり、水をサル気分で飲んでみたり。ふざけすぎてペースは乱高下、息が上がったところで距離表示はすでに8kmだった。「もう終わりなの?」という気持ちが芽生え始め、このまま完走するのは止めて選手を応援することに。沿道で応援している人達の横で「加油(ジャーヨウ、ガウヤウ)」と連呼。選手たちをハイタッチしながら見送るうちに、またしても行列が出来始めた(笑)このまま行ったら私は走れなくなってしまいそうだったので、10分近くそこでハイタッチしていたあと、選手が一瞬途切れた隙に走り始めた。(←助かった!)その後はゴール手前までハイペースで走る。後から歓声が追いかけてくる(笑) ゴール手前の大通りで飛行機の真似をしながら逆走!沿道の観客や選手は大爆笑! そしてゴール前100mで立ち止まり、クラウチングスタートのタイミングを計っていたが、猛牛の如く後ろ足で地面を蹴ってからダッシュ!大笑いの歓声を引き連れて、ゴール!1時間12分も楽しんだあとのゴールは最高の気分。 早速テレビ局の取材攻勢が!(笑)広州電視台とか広東○○台など3局のインタビューを受けてしまった。質問は「なんでそんな格好して走るの?」「その格好で暑くなかったの?」「走る目的は?」など。やはり沿道の人や他のランナーとの交流にはこの格好が最適であることや、暑くて死にそうだとか、走る目的はダイエット!などと中国語で答えてみたけれど、伝わったかな? 勘違いした選手が「優勝したの?」とかまたしても写メール攻勢。30分以上ゴール近くで拘束?されてしまった。その間に仲間は打ち上げに向かってしまっていて、誰もいなかった。 ZZZ君からメールがあって、今大学城の外周道路をmongoさんと一緒に走っているとのことで、私も普通の走る格好に着替えて走り出した。途中で合流し、3人で走り出した。思えばこれがZZZ夫妻と広州で走る最後のチャンスかも?じっくり走りながら、「送別ラン」を楽しんだ。深センでも走れたら宜しくお願いしますね! 昼の日差しはギラギラと暑く、またしても30℃近くまで上がったのだろうな。暑くてすっかり日焼けしてしまった。喉もカラカラ。 アフターは市内にもどり、日式レストランで。 私は定番の(チキン)カツカレー。日本と比べるとやっぱりイマイチ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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