|
カテゴリ:小樽
やっぱ、イブの夜は河童だな。 イブは毎年激ヒマなので、去年に続きお休みした。 アルバイトも全員予定があるので確保できず。イブの夜にバイトしろというのは酷と言うも のであるかもしれない。 このようなイルミネーションの中に河童がいたのはなぜなんだろう。しかも昨日はクリスマ スイブなのに、作者の意図を激しく知りたいわたしである。 イブは友人Fさんと隣町に飲みに行った。 いつもはこの繁華街はたくさんの人が歩いているのに、今日は人影もまばら。 土曜日のイブはみんな家で、キリスト教でもないのにお祝いしているのであろうか。 クリスマスはやはり和食だ。 一軒目はなんどか行ったことのある居酒屋さん。 突き出しの南蛮漬けが美味しい。黒酢を使っているようだ。 そのあとはカラオケに行き、この街で飲むときは必ずと言っていいほど立ち寄るチェーン店 の安い回らないすし屋。 そこで交際1ヵ月という若いカップルと出会い、おおいに盛り上がる。 クリスマスイブにすし屋に来る若人よ。好きだぞ。 とてもいい感じのカップルであった。 4軒目は家の隣のバー。 ウイスキーのロックを三杯飲んだ。 手作りのトマトソースが美味しいピザも食べた。 気がついたら、家のダイニングテーブルの下で寝ていた。 激しく飲んだようだ。 今日の昼ご飯にもむかい酒的にビールを。 夜は近くの駅の構内に開店した串かつ屋でビール&熱燗。 2合の熱燗が1000円したので、びっくりした。 お酒500円って、一合の値段だったのか… そして今、ハイボール。アル中かよ。 つまみがないので、土つきのネギの真っ白いところをななめに千切りにし、炒めて、卵でと じてみた。 しょう油味で、ネギがシャキシャキで、美味しい。 23日は金曜日で、イブの前の日ということで、アルバイトのみんなにケーキでもと、マン ションの1階のケーキ屋さんによった。 とてもおしゃれでちょっと高めのケーキ屋さんだ。 大きな苺がのっているものの、5センチ角のショートケーキが450円もする。 ひと口でいけそうだ。 どれにしようかなと思っていたら、店の奥から大きな怒鳴り声が。 この店の店主と思われるケーキ職人さんが、下の人を激しく怒鳴っているのであった。 店中に響き渡る怒声。 このわたくしも思わずびびるような声である。 店員さんが「すみません。いつものことなんで」と謝る。 いつものことってさ…わたくしお客です。 ケーキという美しく、夢のあるものを買いにきているのだから、舞台の裏側なんて見たくな い。 舞台裏を見せるのはいかがなものか。 もっと違うやり方があるだろう。 気分が悪くなって、一番安い230円のゴマプリンを四つ買って、逃げるように店を出た。 ケーキというものは「ハレ」の日に買うものだ。 クリスマスだったり誕生日だったり、この店の少し高いケーキを買うのだから、誰かへの贈 りものかもしれない。 そのウキウキとした気持ちに、あの怒鳴り声では、胸が塞がれる思いがする。 どんなに美味しくても、もう行かない。 ゴマプリンはとても美味しかった。激しくザンネンである。 今年もあと一週間。 来年はよい年になるように、がんばろうっと。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
|