カテゴリ:里山・歳時記
雨が降らなくて米や野菜が「まいまいこんこん」しだすと、昔の人はどうするか。
「雨乞い」をします。 雨乞いにもいろいろなやり方があったようで、父からも聞きました。 ここでは大阪・枚方(ひらかた)の雨乞いの様子。 ------------------------------------ 茄子作(地名)では、村中一軒から一人出て、村中神社で 「雨タンボ オ千度」と唱えながら、お百度を踏んだ。 中振(地名)では神社の拝殿から社務所までの両側にシメ縄を張り太鼓を叩いて一週間 ♪やあれ たんもれ たんもれ 天に汁気はないのんか 瓜や茄子はやけやけや 百に米一斗五升 と唱え、石段を上下してお百度を打った。 村中交代で昼夜となくやった。 「枚方(ひらかた)の民俗」より <枚方市発行> ----------------------------------------------------------- 今日の新聞に難波駅に高層マンションが出来たと宣伝していた。 そこのウリはJR、近鉄、南海、地下鉄の駅に雨に濡れずに行けるというもの。 なんだかなぁ・・・。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2012.09.15 18:11:46
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