カテゴリ:父の麦わら帽子
![]() 85歳になってから、老人ホームに入所した父。 80歳を過ぎて、3回も手術をしたため、父の足は、衰え車椅子を使うようになりました。 そんな、父の車椅子を押してくれた人がいました。 同じホームに入っていた、女性です。 彼女は、本をよく読んでいて、本の好きな父と、多いに話しが弾んだそうです。 ある時、父がその女性に 「ところで、あんたは、何歳じゃ?」と年をききました。 「95歳です。」とその女性。 「そうか、ワシより10歳年上か。そんなには見えん。」と父は言い 「今度、生まれて来るときは、5年ゆっくり、生まれて来てください。 ワシは、5年、急いで生まれるから・・・。 そうしたら、ワシらは同い年。一緒になろう」 そう言ったと笑いながら話してくれました。 その老人ホームの近くを通る度に 「あの、お婆は、まだ生きとるじゃろうか・・・。」と言ってた父。 もうすぐ、バレンタインデー。 85歳と95歳の想い・・・。 人を好きになるのに年齢は関係ない。 父の話を思い出すたび、思うのです。 恋は遠い日の花火ではないと・・・。 ![]() ●今日26日は、父の月命日です。 *以前UPした日記ですが、再度UPします。 ■□■テレビしびれて■□■ ★ザ・鉄腕ダッシュ/い草から畳を作る。 ★新撰組 ★砂の器 ★情熱大陸/チャーのギター ★世界遺産/理想の工場村:ロバート・オーエンの残したもの ![]() ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★1月25日*朝まで生テレビ体験記「なにぬかしとるんでぇ」その5 完*UP お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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