テーマ:スローライフ(923)
カテゴリ:昭和恋々
暑いので、冷蔵庫に入れてなかった、ご飯が2回もいたんで、ギラギラとし始めた。(ノД`) でも、こんな時は、捨てない。 ちゃんと、水で洗って、お茶漬けにして食べる。 子どもの頃、みんなそうしていたので、今もそうしている。 子どもの頃は、冷蔵庫のある家は、村には一軒もなかった。 朝、炊いたご飯は、朝ごはんを食べた後、どうしたのか・・・。 飯*そうけ(しょうけ)*に入れて、風通しのいい所に吊るしておく。これがご飯の保存方法だった。 「そうけ」とは、竹で編んだ籠。 ザルのこと。 ご飯を入れるから、飯そうけと言う。 「しょうけ」という地方もあるが私たちは「そうけ」と言っていた。 昔は写真のそうけの下に、15cm程の長さの竹を半分に割ったものが付いていた。 それが、そうけの足で、直に底が着かないようにという工夫。 いつか、私が直してみようと思っている。 このそうけを実家で見つけて、持って帰った。 もう、たぶん、これにご飯を入れて保存することはないだろう。 でも、これは子どもの頃の思い出がある道具なのだ。 捨てることは出来ない。 飯そうけ、それは、冷蔵庫がなかった頃の暮らしの思い出につながる・・・。 竹細工で目の細かく編んだのがそうけ、荒く編んだのが籠。 ♪かごめかごめ籠の中に鳥は・・・。 の籠や、山に行く時、担いで行くのは目の荒い竹製品は籠。 「しょうけ」は本来中国語で,「そーき」(漢音), あるいは「しょーき」(呉音)と発音する。 こんな所から、「そうけ」派と「しょうけ」派が出来たのではないだろうか。 □今も飯そうけを作っている人がいる!!写真 ◎自然と人間が仲良く暮らしていたころの話です。 ★8月21日**三尺流れて水清し/「くわばら、くわばら」**UP ・・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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