テーマ:環境問題(27)
カテゴリ:環境問題
「クマとクマのすむ森を日本に残すために」という「日本熊森協会」発行のパンフレットをもらったので書きうつしておく。
■「日本の森は、クマがいないと森になりません」 広大な山野をかけめぐり、木に登って枝を折り実を食べるクマ。 森の中に大きな空間をつくり、風と光を入れます。 フンの中の種子は広い地域にばらまかれ、その地方の植生を一定に保ちます。 ■昔、クマは奥山にすんでいました。 人間と動物がすみ分けていたころ・・・。 奥山には、実のなる広葉樹でいっぱいの自然林。 ■今、エサを求めて人里に出てきます。 人間が奥山の自然林を壊し、人工林やスキー場にしたために・・・。 ■動物たちに山を返そう。 奥山のスギ、ヒノキ林を実のなる広葉樹にする。 広葉樹が大きくなるまでと山の凶作にそなえて、柿のクマ止め林を作る。 ■熊の被害に会わないために。 *ラジオや鈴など音のする持って行く。 *ごみ箱に弁当の残りなどが捨ててあると、そこにクマが出てくることがあります。 すべて持ち帰りましょう。 ■なぜ動物のすむ森が必要なのか? クマをはじめとする動物がつくる森は、雨水をため込む力がばつぐんです。 森からは、清らかで栄養たっぷりの水が、一年中こんこんとわき出しています。 この水によって、全生物の命、農業、漁業、工業、都市の水道が支えられているのです。 ■日本熊森協会■ 以上、パンフレットから書きぬき。 ただ、クマが可愛そうだから、森を返そうというわけではない。 クマがすみやすい森は、人間が暮らしやすい環境であることがわかる。 ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2014.12.08 20:48:08
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