テーマ:食べ物あれこれ(49643)
カテゴリ:環境問題
2月28日、一品持ち寄りで女子会をした。
一品持ち寄りといっても、メインはシシ鍋。 シシ鍋って今、流行りのジビエ(ジュビエ)料理。 狩猟によって、食材として捕獲された野生の鳥獣である。 主にフランス料理での用語。 食に興味のある友人が、イノシシの肉を買い料理してくれたのだ。 以下、その時にもらったプリントから。 (これに気付いている方は少ない様です。) この度お届けしたシシ肉は、大自然の中で育った正真正銘、野生のシシ肉です。 (略) 家畜(牛・豚等)の肉を多食する欧米人の死亡率の第一原因は心臓病です。 これは、家畜の脂肪にはコレステロールが多く、動脈硬化や心臓病の原因を作るからです。 (略) 野生のイノシシ肉にはDHA(ドコサヘキサエン酸)EPA(イコサペンタエン酸)など、高度不飽和を多く含んでいます。 (略)DHAやEPAは(略)血栓を溶かしたり、血液をさらさらにして、若々しくしたりするのです。 動脈硬化の予防にはもちろん、痴呆の予防にと実にありがたい脂肪が野生のイノシシには多く含まれています。 私がジビエ料理がいいと思うのは、体にいいからではない。 牛肉を作るために、森林が伐採され牧場になる。 肉食は飼料として穀物を多量に消費する(1kgの牛肉のために20kgのとうもろこし!) 鹿やイノシシの肉を食べることは、野生動物の増えすぎを防ぐ。 増えすぎた鹿などに木の芽や皮を喰われて、枯れたり成長しない木々が増え山が荒廃している。 そこで、鹿やイノシシを食べることで、個体数の調整をする。 まあ、個体数の調整というのは、人間のエゴかもしれない。 しかし、野生の動物を人間が食べないことで、山が荒廃したた、そこに棲む動物たちも困る。 人間が動物を食べることで、山、動物、人間の三方よしということになる。 はるか昔から人は狩りをし、肉を得、その結果として山や動物が守られてきた。 今、ジビエ料理が見直されているのは、そんな自然のサイクルを人が考え始めたのかもしれない。 ■地球を救う127の方法:食■ ■「女遊び」は、やめられない■ ■女遊び:「シナ」の語源■ ■女子会■ ・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2015.03.18 10:39:26
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