テーマ:海外旅行(7027)
カテゴリ:海外旅行
■1月12日(火) ■古い建物が残るオアマル■の宿は、「B&Bチムニーズ」。 広い庭と2本の煙突のあるこの家のオーナーも日本人。 庭には、真っ赤な実のなる木があって、食べたら美味しかった。 日本人オーナーは、10年ほど前、この古い家を手に入れたそうだ。 当時、住んでいたのは、老人ただ一人だったので、使っていたのは、1階のキッチン、リビングのみ。 他の部分は、使っていなかったので、ボロボロの状態だったのだという。 (▲ラウンジ) 1910年築のオアマルストーンとNZの素晴らしい木材で作られたオアマルらしい歴史のある建物を1年以上かけてDIYで改装したオーナー自慢の家。 その結果、本の表紙に取り上げられるほど、価値のある家として生まれ変わった。 家に興味を持ったオーナーは、この家の歴史が知りたくなり、調べた。 この家は、医者の家だった。 それもかなり、手広くやっていたらしく、この家の近くに診察室、手術室があった。 ▲2階の客間のひとつ。 この家を設計した人もニュージーランドでは有名な人だということがわかった。 このことは、ニュージーランドの新聞にも大きく報道されていた。 この家についての資料も沢山あったが、あいにく英語はダメなので・・・。(ノД‘) 客は1階のラウンジで、お茶をしたりテレビを見たりできる。 もちろん、インターネットもできる。 そのラウンジには、家の設計図が額に入れてかけてある。 昔、この家で大きくなったという女性がこの家がB&Bをやっているということを知り、泊まりに来て、その時、設計図をくれたという。 古い家には人の生きた歴史がある。 この2階の手すりは、赤ん坊が落ちないようにとの親心だったのだろうか? オアマルがもっとも繁栄していた当時を感じるこの家は残念ながら売りに出すという。 だから、あなた方が最後のお客だとオーナーは言った。 売りたくないんですけどね、とも・・・。 「10年でもこんな素敵な家に住めて、よかったですね」と私は言った。 この家に住んだことは、本物を見たこと。 本物を知るのと知らないのとでは、感じ方が違う。 人が家を選ぶと思うけれど、実は家に選ばれている・・・。 この家とオーナーを見ていてそう思った。 ▲木で出来たトイレホルダー。 ▲トイレの窓についている金具もいちいちかわいい。 ▲トイレの窓についた金具は錆びているけどかわいい。 ビクトリアンやなぁ~!! ▲洗面所。真似したい!! ▲これは、近くで見た門。これなら真似できそう。 ・・・・・・・・・・・・ にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.01.26 12:12:18
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