テーマ:映画館で観た映画(8420)
カテゴリ:映画
![]() 強くなる・・・青春ぜんぶかけて 幼なじみの千早(広瀬すず)・太一(野村周平)・新(真剣佑)の3人は、いつも競技かるたで遊んでいたが、小学校卒業を境に離れ離れになってしまう。 千早は一人になっても、競技かるたを教えてくれた新に「強くなったな」と言われたいという純粋な想いで、競技かるたを続けていた。 千早は高校生になると、再会した太一とともに競技かるた部を作り、全国大会を目指す。 全国大会に行けば新に会えるかもしれないという千早の気持ちを知りながらも、太一はかるた部の一員となる。 3人と瑞沢高校かるた部の夏が始まる……。 ![]() 競技かるたを通じて絆を深めていく高校生たちの熱い思いが描かれる。 ![]() 例えば、小学校の時まで一緒だった千早と太一が同じ高校で出会ったときに 「『瀬をはやみ』だね」千早がいう。 *瀬をはやみ 岩にせかるる 滝川の われても末に 逢はむとぞ思ふ 崇徳院 ■意味■ 浅瀬の流れが速くて、岩にせき止められている滝川が2つにわかれてもまた合流するように、仲を裂かれて別れさせられても、将来はきっと、必ず逢おうと思う。 部活の体力作りで山に登って見た富士山を見て、あまりの美しさに部員の百人一首が大好きなこがつぶやく。 *田子の浦に うち出(い)でて見れば 白妙の 富士の高嶺(たかね)に 雪は降りつつ 山部赤人 ■意味■ *ちはやぶる 神代も聞かず 竜田川 からくれなゐに 水くくるとは 在原業平朝臣 ■意味■ この和歌は、タイトルにもなっている。 主人公の千早はの名前に重なるから、みなこの札をとりたがる。 そういえば、4月から始まった■とと姉ちゃん■にも百人一首をするシーンがあった。 長女の常子の名前の由来は *世の中は 常(つね)にもがもな 渚漕(なぎさこ)ぐ 海人(あま)の小舟(をぶね)の 綱手(つなで)かなしも 鎌倉右大臣 の中の「常」からとったといっていた。■意味■ 昔はもっと和歌が生活の中にあったのかもしれない。 他にも、話しの中に上手く取り入れられた和歌に早くも「ちはやふる -下の句-」が待ち遠しい。 ![]() 読んだことがないので、一度読んでみたい。 青春ものとしても面白い。全国の高校に競技カルタ部があればいいのに!! ・・・・・・・・・・・・ ![]() ![]() ![]() にほんブログ村 ・・・・・・・・・・・・ ![]() ![]() ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.04.15 23:13:20
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