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2012年01月25日
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カテゴリ:とほほ日記
20年来のお付き合いの友達のお母様の告別式に参列してきました。


不思議なご縁を感じたのですが、1月25日は私の母の命日。


告別式の間どうしても母のことを思い出していました。







母が亡くなった14年前のこの日も大雪の寒い日でした。


喘息持ちだった母は前日から発作がひどく、横になることができなかったのでしょう。


壁に寄り掛かった姿勢のまま冷たくなっていました。享年63歳でした。


母が亡くなるちょうど1か月前に祖母が93歳で亡くなったばかり。


祖母は6人の子供の中で一番体が弱かった母をいつも気にかけていてくれました。


母が少し連絡をしないでいると


『また入院でもしているのではないか?』と家に電話をくれる優しい祖母でした。


その時の母は母親を亡くした悲しみに打ちひしがれて、食事ものどを通らないほどでした。


『私もお母ちゃんについていきたい』と涙する母の姿を見ていられなくて


『おばあちゃんは大往生だったんだからいつまでも悲しんでいてもしょうがないでしょ?


もういいかげん元気出して!』


母親を亡くした辛さを知らなかった私は、今思うと母に本当にひどいことを言ってしまいました。


母を亡くした悲しみを知っている今ならもっと母の気持ちに寄り添った優しい言葉をかけてあげられたのに。


『お母さんがいなくなって辛いね。もっと泣いてもイイよ。泣きたいだけ泣いてイイよ。』






結局祖母の49日法要を待たずに天国の祖母のもとへ旅立ってしまった母。


まだ最近49日法要の件で母と電話したばかりだったのにと言っていた伯父や叔母も


『母ちゃんはいつも鎚ちゃんのことを心配してたから迎えに来たんだろうなぁ。』


と言っていました。







遺影の母は優しく微笑んでいます。


天国では喘息の苦しみから解放されて、父と喧嘩することもなく


おそらく大好きだった母親を独り占めして楽しんでいるのでしょう。


父が体調不良で『あっちに行きたい』と弱音を吐いたときにかかってきた不思議な電話


母が『もうちょっとだけ自由にさせて』とかけてきてくれた電話のような気がするのです。


親孝行できなかった娘だけど、週末には孫を連れてお墓参りに行くからね。


父にはそっちに行くのをもうちょっと後にしてもらうからね。


おばあちゃんと二人で私たちのこと見守っていてね。









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最終更新日  2012年01月26日 10時34分31秒
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涙 ぽろぽろ。 母のことを思い出しながら読みました。   yuriso さん
親に対する子の思いと祖母に対する孫の思いには
かなりの温度差があるのですね。
「いつまでも悲しんでいてもしょうがないでしょ?」
そのときはしょうがなかったですよ、みゅーさん。
今ならきっとお母様の気持ちに寄り添えた言葉をかけられる、
と気づいたのですから。
27年前
長男を亡くし号泣する母の気持ちに寄り添えなかったと思います。
兄弟を亡くしたというのに、私は打ちひしがれている母に
他人事のように淡々と言葉を放っておりました。

今は母のおかげで私も少しは優しい人間になったと
おもいます。

(2012年01月26日 20時47分25秒)

Re:母の思い出(01/25)   ☆ぽんのすけ☆ さん
私も、誰のお葬式でも、両親のお葬式のことを思い出します(涙)
特に、母の時は、悔いが多いので。
でも、どんな大切な人を亡くしても、
自分の体が元気で若いと、
やっぱりお腹すくし、
何かしてないと落ち着かないから、
逆に楽ですよね。
病気で、何もできない時間が長いほど、
身近な人が死ぬと、
恐ろしくしんどいですよね。。。 (2012年01月26日 23時39分46秒)

yurisoさんへ^-^   miu_918 さん
>涙 ぽろぽろ。 母のことを思い出しながら読みました。

お母様のこと思い出させてしまったのですね、ごめんなさい。
娘って母親に厳しい一面も持ち合わせていますよね。
母にひどいこと言っちゃったなって後から後悔することがしばしばありました。

>親に対する子の思いと祖母に対する孫の思いには
>かなりの温度差があるのですね。
>「いつまでも悲しんでいてもしょうがないでしょ?」
>そのときはしょうがなかったですよ、みゅーさん。
>今ならきっとお母様の気持ちに寄り添えた言葉をかけられる、
>と気づいたのですから。

母親になって初めて母の気持ちが分かるように、その立場にならないと分からないことがたくさんあります。
母が生きていてくれたら詫びることができたかもしれないけれどそれができない。
だから何年経ってもずっとずっと後悔がぬぐえないのです。

>27年前
>長男を亡くし号泣する母の気持ちに寄り添えなかったと思います。
>兄弟を亡くしたというのに、私は打ちひしがれている母に
>他人事のように淡々と言葉を放っておりました。

>今は母のおかげで私も少しは優しい人間になったと
>おもいます。

前を向いて歩いていくためには、とことん悲しみと向き合う時間が必要なんですね。
母を亡くした後たくさん泣いた後にようやくそろそろ頑張るかって気力もわいてきました。

とにもかくにもまだまだ知らないことばかりの私。
今後何か失礼があった時にはどうぞお許しくださいませ(u.u*)
(2012年01月27日 14時08分25秒)

☆ぽんのすけ☆さんへ^-^   miu_918 さん
>私も、誰のお葬式でも、両親のお葬式のことを思い出します(涙)
>特に、母の時は、悔いが多いので。

ぽんのすけさんはお若いうちにご両親様とお別れを経験なさっていますものね。
今回自分の中にあった思いの何パーセントかを文章にしたことで気持ちがいくらか軽くなりました。
アウトプットすることで『申し訳ない』って気持ちが少し和らいだ気がします。

>でも、どんな大切な人を亡くしても、
>自分の体が元気で若いと、
>やっぱりお腹すくし、
>何かしてないと落ち着かないから、
>逆に楽ですよね。
>病気で、何もできない時間が長いほど、
>身近な人が死ぬと、
>恐ろしくしんどいですよね。。。

自分の時がまさにそうでした。
こんなに悲しいのに、それでもお腹が空く。
主人や子供たちにも何か食べさせなくてはならない。
泣いてばかりいることが許されない、そんな日常生活のおかげでどれほど救われたことか。
コメントどうもありがとう*^^*
(2012年01月27日 14時18分04秒)


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