救われるべき命の順位
全ての命は平等、ではない。そんな単純な事実を、この議論は浮き彫りにしてくれます。・<新型インフル>妊婦や若年層の接種が争点に ワクチン順位一連の流れの中で、『65歳以上の高齢者は新型の感染リスクが若者より低い』とされているので、優先順位は明らか。これがもし今後、高齢者でも感染リスクは若者と同等、とインフルエンザの性質が変わった場合でも、基本的に優先されるべきなのは、高齢者よりも、若年層です。理由は単純。より長く寿命が残っていて、より生き残る確率が高い方を優先すべきだからです。私自身は一番後回しにされそうな中間層にいるのですが、社会を一番支えている現役層でもあります。こういう議論は、子供か老人のどちらが先になるべきかだけが議論になりがちなんですが、おかしいと思いませんか?先ほど申し上げた通り、老人よりも、優先されるべきは、現役で社会を支えている層です。至極当たり前な結論だと私は思いますが、皆さんはいかがでしょうか?政治家の皆さんも、忌憚の無い論戦を国会の場で戦わせて頂きたいものです。現実に、避けられない、必要な議論なのですから。それこそ、拉致よりも、政治と金の問題よりも、他のおそらくどの問題よりも、国民の生死に直結する問題なのですから。先送りは何も改善を生みません。どの命がなぜ優先されるべきなのか?決めておかなければいざ事態が起こった時、更なる混乱と無用な悲劇がが巻き起こるだけですから。