リフィル交換タイプの手帳で、ブックバイブックシステムのおかげで、システム手帳やモジュール型手帳ほどにはかさばらない。
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リフィルが交換できるタイプの手帳としては、システム手帳とモジュール型手帳があった。前者は開閉式のリングに記入用紙やポケットなどをとじて利用するタイプで、リング径の分だけリフィルをとじることはできた。ただ、使う人によってはリングの存在がうっとうしく思われることもあった。
モジュール型手帳は、革などのカバーの内側に複数種の冊子を収めるタイプだ。デザインフィルのトラベラーズノートや野口悠紀夫氏の「超」整理手帳などがその代表だが、冊子が 3 冊以上になるとどうしてもかさばりがちになった。
X47 は、これらの欠点を改善すべく、冊子とカバーの双方に着脱用の金具(=スプリングバーと呼んでいる)を装備した。全体を薄く押さえつつも、冊子(リフィル)をきちんとはさみこむ。ブックバイブックシステムは、従来のシステム手帳のようにリフィルをきちんとはさみつつ、モジュール型手帳のように全体を薄く保っている。
この仕組みの採用によって、リングが邪魔で書きにくかった従来のシステム手帳に比べて、手帳の記入面が 47%増えたという。X47 という商品名はこれにちなんだものだ。
特徴は紙にもある。従来のシステム手帳はどうしても本体全体が重くなる傾向があった。X47&X17 ではこの点も重視し、軽い紙を採用している。
具体的には、A5 サイズのリフィルの紙は 80 グラム毎平方メートル、A6 サイズのリフィルの紙は 60 グラム毎平方メートルの厚みになっている。
■メーカー/販売元 X47&X17(ドイツ)
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