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カテゴリ:書籍
著者の佐藤尚之は広告会社に勤務し、CM プランナー、ウェブ・プランナーなどを経て現在はコミュニケーション・デザインを主たる領域とするクリエイティブ・ディレクター。 佐藤さんは、ネット時代の広告手法として次の 6 つを挙げる。 佐藤さんは「テレビもテレビ CM もそんなに崩壊しない、というのがボクの中での今のところの結論」(193 ページ)という。お茶の間はなくなったが、ニコニコ動画のように、ネットとテレビを同時に見る「ネオ茶の間」が広がり、これがテレビを盛り上げるというのだ。さらに、「ネオ茶の間では、同時に見て同時にツッコミを入れられるのが楽しいので、リアルタイムということも重視される」(202 ページ)ため、CM をスキップされないという。何となくうなずける。 佐藤さんは最後に、「『広告』は消費者のソリューションでなければならない」(230 ページ)と主張する。つまり、「消費者の問題解決をする広告こそが『明日の広告』」だということだ。そして、本書では「コミュニケーション・デザイン」の重要性について何度も語られる。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.09.25 18:45:03
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