|
カテゴリ:書籍
著者は、作家で東京都副知事の猪瀬直樹さん。自身の経験から、仕事を「突破する力」を披瀝する。作家という不安定な自由業の立場で、道路公団民営化という四面楚歌の状況を単独突破した経験に基づいた発言は、凄みがある。 たとえば猪瀬さんは、「僕が組織の中で中間管理職に求めるのは、彼のような調整型の“パイプ役”ではなく、組織のブレを防ぐ“ビス役”」(145 ページ)だと語る。なぜなら、「上司が方針を二転三転させたり、部下がそれぞれ勝手なことをすると、方向性がブレてしまう。それを防ぐために真ん中で踏ん張るのが、課長や係長の役割」だからだ。 このように、経験に基づいていながら、論理的な話が続く。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2011.11.19 21:54:19
コメント(0) | コメントを書く
[書籍] カテゴリの最新記事
|