268.まだ、ぜんっぜんダメ!(2005-05-20)
【こころに残るCDW-17Jan2003の言葉】268.まだ、ぜんっぜんダメ!《解説》サッカー選手の言葉だ。頭でイメージしていることが、ぜんぜんやれていない、という気持ちを表した言葉だ。この言葉には、彼自身の理想(頭でイメージしていること)に向かって日々努力していることや、去年とは違う強いチームと試合することに、「楽しい」という感覚を持って(ある意味リラックスして)試合に臨んでいるのに、自分の行動には厳しい目を向けている。まだ、「ぜんぜん(自分の思ったとおりに)できていない」と語る彼は、最近、「自分がミスしたプレー」を繰り返し繰り返し見るそうだ。そして、「何故ミスが起きたのか」を理解するのに、そのミスの前で、どうすべきだったのか、を考えるそうだ。感心したのは、「そのミスをどうすべきだったか」ではなく、その前のプレーで何をすべきだったか、どうすれば良かったのか、を考えるのだそうだ。自分は、この記事を読んでいる時ハッとした。自分たちの業務でもそうだが、その不具合(手続き上のミスなど)が発生したら、その不具合にどう対応すればいいのかは、かなり真剣に考えていたが、実は、その不具合が発生する前に何をすべきだったのか、を考える事が必要だったのだと思う。と言うことは、私自身も、今の仕事「まだ、ぜんっぜんダメ!」と言うことだ。