カテゴリ:飼い主の話
3月10日の夕方、私の父のお兄さんから電話があった。 Hちゃん(娘さん)が亡くなったのである。まだ35歳という若さで・・・。私とは3つしか違わないのに・・・。 私は小さい頃Hちゃんとその姉のFちゃんによく遊んでもらい、よくかわいがられた。私がお泊りしたいとわがままを言うと、おじさん、おばさんも笑顔で受け入れてくれた覚えがある。きっと3日間ぐらいのお泊りだったと思うが、私は1週間ぐらいそこの家にいたように感じていた。父母が恋しくなり(帰りたいな~)という思いから、自分の家のおもちゃで遊びたいとHちゃんとFちゃんに言うと、キャンディキャンディのお人形とキャンディキャンディの救急箱を私にあげると持ってきた。 私は小さすぎて記憶がないが、一緒に動物園にいったり、遊園地にいったりしたこともあるようだ。 小さいときはよく交流があったようだが、大きくなってからはお互い日々に追われ、家が遠い事もあり、ご無沙汰にしていた。 私の記憶の中ではHちゃんは小さいときの顔のままである。 おじさんは、数年前に奥さんを亡くし、娘達は結婚して家をでて、今は広い一軒屋にひとりで暮らしている。悲しみを分け合う相手のいない苦しさに耐えられない様子であった。 「親として情けない・・・」と繰り返していた。 Hちゃんとはもう30年も会っていないからなのだろうか、亡くなったという悲しみよりも、おじさんの今の心の内をつらく思い、涙が出た。
その翌日、父から電話があった。 父「驚かないでね」 と前置きをして話を切り出そうとしたので、 私「私知ってるよ。Hちゃんのことでしょ?」 でも、そうではなかった。母が早朝倒れて救急車で運ばれたのである。 肺に水が溜まっていたために、呼吸が出来なくなったようだ。 母は2年前に心臓に人工弁をつける手術をしている。それからは徐々に元気になり、今は寮で食事を作る仕事をしていた。その日も朝4時30分から朝食の支度に出るため、4時に起床したそうだが、起きてすぐに倒れてしまったのだ。先週の金曜日電話したとき、「最近外にでて歩くと苦しくて歩けないのよね。」といっていたので、その時から、体調は思わしくなかったのだろう。 病院で処置してもらい、病状が落ち着き顔色も良くなって一安心。 1週間の入院でいいそうだ。 父は見舞いにはこなくてもいいといったが、翌日(3月12日)ダンナと一緒に見舞いにいった。病院まで片道2時間かかるのと、私が妊娠中だからそれを心配してくれていたのだが、やはり母の体調が気になる。 お花と果物を持って病院へ。 母は、調子もいいようで持っていったイチゴをおいしそうに食べていた。 顔色はやはり土色っぽかったが、父は大分顔色もよくなってきたんだよ、というので良くなってきているようだ。 「今日は時間経つのが早かったわ~~^^」 と母が喜んでくれたのでまず、お見舞いにいってよかった。 早く良くなりますように。。。
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