1751544 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

ラスタ・パスタのレレ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
2006年05月03日
XML

モーツァルト生誕250祝年に、史上空前の音楽祭。モーツアルト三昧の一日。東京国際フォーラムに行ってきました。

「熱狂の日」音楽祭は、「フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」といって、もともとフランスの北西部のナントで1995年に誕生したクラシック音楽祭。

クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトで、2000年にリスボン(ポルトガル、2002年にビルバオ(スペイン)でも開催され、日本では、昨年のゴールデン・ウィークに、東京国際フォーラムで「ベートーヴェン」をテーマに開催された。

何が空前絶後でユニークな音楽祭かというと、

選べる・比べる・ハシゴする
朝から終電間際までまるまる4日間200公演
一流の演奏が破格の1,500円より
1公演平均45分
朝と昼の公演は、全て3歳以上入場可(夜は6歳以上)
0歳から入場可能な公演も
家族みんなで、まるまる1日楽しめる
東京国際フォーラムだけではなく、丸ビルなど周辺地区も含めてイベントが行われている。
世界各国から1,000人以上の音楽家が大集合。

という、普段あまりクラシックになじみがない人でも、手軽な値段で、気軽に、好きなだけ公演がみられるというもの。

昨年の実績で言うと、

来場者323,687人
総公演数:209公演
チケット販売枚数:116,508枚
出演者:1,558人
経済効果:約41億円

だそうだ。なんと30万人が集まったことになる。
しかも、その大多数が2-3公演以上観た(聴いた)という。

今年は、モーツァルト生誕250祝年ということもあって、

来場者見込 約35万人
公演数(予定) 200公演 (内 有料公演143公演)
総チケット枚数 約170,000枚
出演アーティスト 1,500人(ヨーロッパ500人/アジア1,000人)(アマチュアを含む)

だそうだ。

それで、何がいいかというと、1公演分のチケットを持っていれば(使用後の半券でもいい)、音楽祭開催中の無料コンサートに何回でも入場できると言うこと。

昨年、この時期に東京にいなかったのと、今年、いろいろあって、予定していたライブには参加できず、飛行機も満席でどこにもいけず、じゃあ、というので、わずかに残っていた5月3日のチケット1枚を買って、

なんと、無料コンサート5公演
有料コンサート1公演

計6公演を一日で観てきたのです。ちょっとさすがに体力勝負のところもありましたが、本当にモーツアルト三昧の一日でいうことなし。

以下、時間を追って簡単にご紹介します。


午後2:00
モーツァルト:交響曲29番イ長調 K.201
東京藝術大学有志オーケストラ
指揮:アントン・トレンメル

芸大の柴崎幸
【藝大の柴崎幸】

座席は満杯で、立ち見どころか通路の階段も2列にひとが並んで座っている。

ストリングスの音が綺麗でした。
関係ないけど、音大生ってファッション的にはどうかな、っおもっていたけど、
みんな結構、今どきのヘア・スタイルで、なかなかカッコいい。

気になったのは、オーケストラ26~27名中、男性は5名ほど。しかもそのひとりはオーボエの先生だ。

中高の吹奏楽も女の子が多いというが、最近は、音楽やっている子、女のこの方が多いのかなァ。ちょっときになるところ。

ストリングスに比べて、木管が少し弱いような気がした。ストリングスの音は明るくて軽やか。

芸大1部終了


待ち時間にちょっと外へいくと大変な人込み

外の風景

午後3:30
ベートーヴェンティアーデ室内管弦楽団
指揮:益田公彦
モーツァルト:「皇帝ティトウスの慈悲」序曲 K.621
モーツァルト:交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」

ベートーヴェンティアーデ室内管弦楽団というのは、昨年の「熱狂の日」音楽祭のベートーヴェンにちなんで、昨年結成された音楽愛好家の集団らしいが、今年は、名前はそのままにモーツァルトを演奏。

ベトティア1回目

指揮者の後姿、うっちゃんに似ているなあとか、「声に出して読みたい日本語」の齋藤 孝さんに似ているなとか余計なことを考えていたら、

これが、藝大有志よりも人数が多いせいもあるが、音が重厚。
しかし、後半で、ヴァイオリンの音がばらけるなど、ちょっと難点もあった。

会場は、ステージを四方から囲む形になっていて、盛大な拍手により、アンコールを演奏。

ごめんなさい、ウクレレ弾きのパスタとしては、
「なんとか序曲」としか題名が分からなかった。

グッズ販売
【グッズ販売も大変な人込み】

外の風景2


午後5:00

ベートーヴェンティアーデ室内管弦楽団
指揮:益田公彦
モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588
モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」

先ほどと同じオーケストラ。しかし、メンバーまたは座る位置が若干変わっている。

席につく前、メンバーが、「オレたち、普段みんなであわせる練習していないからなァ」と言っているのが聞こえた。
さっきに演奏で、ちょっとバラバラになったところを反省しているのだろう。

MCが、なぜか先ほどより緊張している。
「コジ・ファン・トゥッテ」とは、「女はみんなそうしたもの」というような意味だそうだ。モーツァルト34歳の時の作品。

「ハフナー」は27歳、モーツアルトが結婚して幸せいっぱいだったころの作品とか。

演奏は、さっきよりいい。きっちりまとまってきており、色彩感も出てきた。
力強い演奏だ。

ベトティア2回目

会場の大拍手でアンコール。題名はごめんなさい(有名なメロディだったが)だ。

その2に続く






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2006年05月27日 10時17分47秒
コメント(8) | コメントを書く
[クラシック・本・写真・アート] カテゴリの最新記事


PR

日記/記事の投稿

カレンダー

バックナンバー

2024年04月
2024年03月
2024年02月
2024年01月
2023年12月
2023年11月
2023年10月
2023年09月
2023年08月
2023年07月

フリーページ

コメント新着

 背番号のないエース0829@ 最優秀新人賞  岡田有希子「十月の人魚」に、上記の内容…
 坂東太郎G@ 沖縄音楽、癒しのチャンプルー♪♪(08/18) 「石垣の塩」に、上記の内容について記載…
 背番号のないエース0829@ Re:長澤まさみ 「マスカレード・ナイト」に、上記の内容…
 カワグチ@ Re:物議をかもしたマイケル・ジャクソンのビデオ・クリップ!!(07/11) 10年以上前のエントリーに何なんですが… …
 背番号のないエース0829@ Re:小室 「安室奈美恵 Never End」に、上記の内容…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

お気に入りブログ

【感動】『なごり雪 … ken_wettonさん

さて。 開拓父ちゃんさん

「歌う」のが、好き 佑【Yuu】さん
日々なるサウンドト… BASSMAN SYBさん
夢のかけら☆ヾ カリンさん9357さん

ニューストピックス


© Rakuten Group, Inc.