ラスタ・パスタのレレ日記
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モーツァルト生誕250祝年に、史上空前の音楽祭。モーツアルト三昧の一日。東京国際フォーラムに行ってきました。 「熱狂の日」音楽祭は、「フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」といって、もともとフランスの北西部のナントで1995年に誕生したクラシック音楽祭。 クラシック音楽の常識を覆すユニークなコンセプトで、2000年にリスボン(ポルトガル、2002年にビルバオ(スペイン)でも開催され、日本では、昨年のゴールデン・ウィークに、東京国際フォーラムで「ベートーヴェン」をテーマに開催された。 何が空前絶後でユニークな音楽祭かというと、 選べる・比べる・ハシゴする 朝から終電間際までまるまる4日間200公演 一流の演奏が破格の1,500円より 1公演平均45分 朝と昼の公演は、全て3歳以上入場可(夜は6歳以上) 0歳から入場可能な公演も 家族みんなで、まるまる1日楽しめる 東京国際フォーラムだけではなく、丸ビルなど周辺地区も含めてイベントが行われている。 世界各国から1,000人以上の音楽家が大集合。 という、普段あまりクラシックになじみがない人でも、手軽な値段で、気軽に、好きなだけ公演がみられるというもの。 昨年の実績で言うと、 来場者323,687人 総公演数:209公演 チケット販売枚数:116,508枚 出演者:1,558人 経済効果:約41億円 だそうだ。なんと30万人が集まったことになる。 しかも、その大多数が2-3公演以上観た(聴いた)という。 今年は、モーツァルト生誕250祝年ということもあって、 来場者見込 約35万人 公演数(予定) 200公演 (内 有料公演143公演) 総チケット枚数 約170,000枚 出演アーティスト 1,500人(ヨーロッパ500人/アジア1,000人)(アマチュアを含む) だそうだ。 それで、何がいいかというと、1公演分のチケットを持っていれば(使用後の半券でもいい)、音楽祭開催中の無料コンサートに何回でも入場できると言うこと。 昨年、この時期に東京にいなかったのと、今年、いろいろあって、予定していたライブには参加できず、飛行機も満席でどこにもいけず、じゃあ、というので、わずかに残っていた5月3日のチケット1枚を買って、 なんと、無料コンサート5公演 有料コンサート1公演 計6公演を一日で観てきたのです。ちょっとさすがに体力勝負のところもありましたが、本当にモーツアルト三昧の一日でいうことなし。 以下、時間を追って簡単にご紹介します。 午後2:00 モーツァルト:交響曲29番イ長調 K.201 東京藝術大学有志オーケストラ 指揮:アントン・トレンメル 【藝大の柴崎幸】 座席は満杯で、立ち見どころか通路の階段も2列にひとが並んで座っている。 ストリングスの音が綺麗でした。 関係ないけど、音大生ってファッション的にはどうかな、っおもっていたけど、 みんな結構、今どきのヘア・スタイルで、なかなかカッコいい。 気になったのは、オーケストラ26~27名中、男性は5名ほど。しかもそのひとりはオーボエの先生だ。 中高の吹奏楽も女の子が多いというが、最近は、音楽やっている子、女のこの方が多いのかなァ。ちょっときになるところ。 ストリングスに比べて、木管が少し弱いような気がした。ストリングスの音は明るくて軽やか。 待ち時間にちょっと外へいくと大変な人込み 午後3:30 ベートーヴェンティアーデ室内管弦楽団 指揮:益田公彦 モーツァルト:「皇帝ティトウスの慈悲」序曲 K.621 モーツァルト:交響曲第31番ニ長調K.297「パリ」 ベートーヴェンティアーデ室内管弦楽団というのは、昨年の「熱狂の日」音楽祭のベートーヴェンにちなんで、昨年結成された音楽愛好家の集団らしいが、今年は、名前はそのままにモーツァルトを演奏。 指揮者の後姿、うっちゃんに似ているなあとか、「声に出して読みたい日本語」の齋藤 孝さんに似ているなとか余計なことを考えていたら、 これが、藝大有志よりも人数が多いせいもあるが、音が重厚。 しかし、後半で、ヴァイオリンの音がばらけるなど、ちょっと難点もあった。 会場は、ステージを四方から囲む形になっていて、盛大な拍手により、アンコールを演奏。 ごめんなさい、ウクレレ弾きのパスタとしては、 「なんとか序曲」としか題名が分からなかった。 【グッズ販売も大変な人込み】 午後5:00 ベートーヴェンティアーデ室内管弦楽団 指揮:益田公彦 モーツァルト:「コジ・ファン・トゥッテ」序曲 K.588 モーツァルト:交響曲第35番ニ長調 K.385「ハフナー」 先ほどと同じオーケストラ。しかし、メンバーまたは座る位置が若干変わっている。 席につく前、メンバーが、「オレたち、普段みんなであわせる練習していないからなァ」と言っているのが聞こえた。 さっきに演奏で、ちょっとバラバラになったところを反省しているのだろう。 MCが、なぜか先ほどより緊張している。 「コジ・ファン・トゥッテ」とは、「女はみんなそうしたもの」というような意味だそうだ。モーツァルト34歳の時の作品。 「ハフナー」は27歳、モーツアルトが結婚して幸せいっぱいだったころの作品とか。 演奏は、さっきよりいい。きっちりまとまってきており、色彩感も出てきた。 力強い演奏だ。 会場の大拍手でアンコール。題名はごめんなさい(有名なメロディだったが)だ。 その2に続く
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