福島市・茂庭の冬景色と阿武隈川の白鳥
→ Click!上:茂庭にて 下:阿武隈川にて上の画像クリックでアルバムへ。13枚Up!17日は寒風吹き荒ぶ山の中で撮影して来た。同じ福島市の茂庭という町で、福島市の中でも一番宮城よりの場所だ。久しぶりに自分で雪道を運転、茂庭は同じ福島市内でも特に雪深いので、大丈夫だろうかと些か不安ではあったが、幸い道路は除雪と太陽の熱で殆ど融けていた。NHK連続ラジオ・ドラマ「さくらんぼ大将」(昭和26年1月~昭和27年3月)の、モデルとなった茂庭地区は、今でもその当時を髣髴とさせる山村という感じ、大きく聳え立つ摺上川ダムがなければ、昔の山村にタイムスリップしたような気分になれる。流域面積160km2、総貯水容量1億5,300万m3の容量を有する、中央コア型ロックフィルの摺上川ダムは、福島市や近隣の3市3町の水瓶にもなっていて、ダム工事の際に見つかった温泉は茂庭の湯として、市民や県外の人々の憩いの場になっている。「さくらんぼ大将」は菊田一夫氏が脚本を手掛け、福島市の名誉市民である、故・古関裕而氏が音楽を担当、主題歌の「さくらんぼ大将」は多くの人に愛唱され、「さくらんぼ大将」主人公・六郎太の少年像は、摺上川ダムインフォメーションセンター駐車場内に建てられている。参照:摺上川ダム管理所ホームページ 福島市ホームページ「暮らし・教育」より ⇒ ゆかりの地・さくらんぼ大将 六郎太少年像(茂庭ダム) 茂庭を撮影した後は、福島市の街中を流れる阿武隈川へ行った。今年も白鳥やカモ達が訪れているのだが、鳥インフルエンザ問題で、餌をやらなくなってからはいろいろな所へ飛散してしまい、餌を与えて鳥たちと触れ合って楽しむ人々の姿も見られなくなってしまった。阿武隈川の白鳥といえば、福島市の冬の風物詩で大事な観光資源になっていたのだが、もしもの事を考えたら仕方がないだろう・・・ 人を見たら、何か餌をくれると思うのか、寄って来る水鳥達が可哀相で、今年は足が遠のいている。でも、福島へやって来る前の地では、餌など貰ってはいないのだろうから、頑張って越冬して貰いたいと願っている。力強く生きる野性の力を信じて・・・