検査結果
12月15日退院後、初の検診。手術した胃の検査結果を聞くと同時に、これからの注意等。検査結果は、ひとことで言うなら『今となってはわからない』だった。とういうのは、普通、摘出した胃を検査すれば進行度はもちろん、いつ頃から発症したものか、などもわかるらしいのだがうちの場合は、摘出一ヶ月前に胃穿孔の手術をしているので、異例らしくその時に、一度穴が開き、それをふさぐ・・要するに、胃はボコボコ状態であったわけなので穴の開く前の状態はいくら摘出した胃を検査してもわからない、とのことだった。わかっている範囲では、意外にも進行度はステージ1~2の間くらいと当初言われていたよりも低かったのだが先生が「おかしいなぁ~」と首をかしげたのは何箇所かにガンがあったこと。普通は、一箇所にあることが多いので先生は「穴が開いた時飛んだのかなぁ~」と言っていたそうだ。気になっている腹膜に漏れていないかどうかも現時点ではなんともいえないとのこと。もし漏れていたらガン性腸閉塞か、腹水がたまるという症状が出るらしい。漏れているかどうかを知るためには発症しかない、ということなのか・・・。どうにもすっきりしないなぁ~、という結果だった。ただ、リンパ節への転移はひとつも見られなかったと言う結果で、それはほっとした。抗がん剤は、進行度が低かったためにしばらく見合わせるとこのこと。胃がんの場合は、進行度が低かった場合、抗がん剤を投与しても、投与しなくても変わらないようだ。「病人には見えないねー」と先生にも驚かれたらしくパパは本当に、見た目は普通になった。週1~2、1時間ほどではあるが、テニスをしていること。毎日、頑張って歩いていること。(最近は軽く走っている)などなどの成果かな。検査結果は、すっきりしない点もあるけれど言っていることがわからなくもないし納得できない、というほどでもない。なにより、覚悟していた最悪の結果ではなかったことに感謝です。