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December 13, 2004
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テーマ:新撰組!(305)



2004年NHK大河ドラマ『新撰組!』が、昨日ついに最終回でした。
1年間ずっと毎週欠かさず観てきたドラマが終わってしまって、
寂しいような、もう1年が過ぎたという時間の流れを感じるような。


私は歴史が好きで、中で幕末は特に好きです。
そして今までの幕末ドラマの中でも、この『新撰組!』は最高でした。


一つの時代を、志高く熱くまさに疾風のごとく駆け抜けた
若者たちにふさわしい、明るくエネルギッシュなキャストたち。
描き方によっては、やたら重苦しくなりがちな時代を、
シリアスな中にも笑いと感動があり、毎回目が離せませんでした。
(これが三谷幸喜の作品なんですね。)


それになんといっても、テーマ音楽がよかった!(*∩_∩*)


いとしき友はいずこに 


この身は露と消えても 忘れはせぬ熱き思い


誠の名に集いし遠い日を あの旗に託した夢を





幕末~戊辰戦争で、これから散り散りバラバラになって
命を散らしていく隊士たちの運命そのものの歌詞。
毎回聴いててゾクゾクしてきました。


そして昨日のドラマの中で。
「武士よりも武士らしく」、武士として誰よりも誇り高く
己の信ずるところに従って生きてきた近藤勇の最期。


徳川の世のためにあれほど身命を賭して働いてきたのに、
最後は罪人として処罰され、
己の死後なおも辱しめを受けることをわかっていて、
そして従容として死に臨む姿。


彼の最期を見届けにきた群衆から湧き起こる
「多摩の誇りだーっ!」、「よくやったーっ!」
「あんたは本当の侍だーっ!]の声・声・声。(;_;)


「どう死んだかじゃなく、どう生きたかが大事なんだ。」と勝海舟。


この2つのシーンで、悲惨な最期がすごく救われたように思います。
あ、もちろん土方役の山本さん、
最後まで美しくカッコよかったですね。(*⌒o⌒*)


『愛しき友よ』
救うことができなかった親友・近藤を思い、そして
命掛けで働いてきた自分たちが最後は逆賊呼ばわりされ、
何のために京にのぼって、戦って仲間を死なせて・・・と
苦悩する歳三に、兄・為次郎がやさしく諭す言葉。


『誠の旗のもと、京の町でおまえたちは時代と戦ったのだ。
これほど痛快なことがあるか。
おまえたちは多摩の誇りだ。
何が正しくて何が間違っていたかは、
100年後200年後の人たちが決めればいい』



ポロポロと涙がこぼれる土方は、本当に美しかったです。
そして、いよいよ斬首の刀が振り下ろされんとしたとき、
原田左之助が場外の木の上から叫ぶ。


尽忠報国の志(じんちゅうほうこくのし)、あっぱれなりーっ!』


思いがけない手向けの言葉に、
死の間際なのに笑みがこぼれる近藤勇。
ドラマ最後のテーマ音楽に乗った回想のシーンでは、
私は思わず泣き笑いしてしまいました。
悲劇の中にも明るさがある、
だからこのドラマが好きだったのよね。(T▽T)


信念を貫いて、時代を熱く駆け抜けた男たちの物語は、
エネルギッシュで前向きで、情に厚くて爽やかで



最高でした。
いいものを見せてもらった、
私にとってはそんなドラマでした。(*∩_∩*)


















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Last updated  December 14, 2004 07:52:31 AM
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