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逃亡者 ~ゴールまで駆け抜けろ~

逃亡者 ~ゴールまで駆け抜けろ~

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Petter555

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masyu1983@ Re:ちゃんと生きてますよ(2) 雁坂編(09/29) 改めまして5位入賞おめでとうございます…
2008.04.27
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西原峠からコースに復帰してすぐ前方にライトが見えた。ロスをしてかなり遅れをとっていると思っていたのでホッとした。接近するとかどきちさんが力無く歩いていた。どうして?それにハリ天狗さん達もまだ後方にいるとの事だった。

コースに復帰してからやけに調子が良かった。浅間峠までの区間は比較的平坦が多く走りやすく気持ち良いほど体が動いた。それでも浅間峠までは長い。走り続けているものの同じ所をぐるぐる周っているような感覚に囚われる。さっきも今のところ通らなかったっけ?そして浅間峠まで2kmを切ったあたりで、マカニ・トモさんのライトを発見。膝の調子が悪そうでかなりキツそうだった。

uraTTR_026

浅間峠で椅子に腰掛け一息吐く。あ~やっとここまで来た。次は山道さんが待つ三国山のエイドだ。上っている途中で記憶がぷつりと途切れる事があった。後ろから追ってくるマカニ・トモさんの鈴の音で目が覚める。フリスクを少し貰ったら一時的に目が覚めた。これは効く~!!

三国山、ゴソゴソっと山道さんがテントの中から現れた。気づいてくれて良かった~(ホッ)。おぉ~、これがみんなが絶賛していたフルーツの盛り合わせか~上手い!!あ~、もっと食べたい、でも後続人の分も残して置かないと・・・。トン汁も上手い!!鴨沢からの長い道のり、このエイドを目標に頑張ってきた甲斐があった。

三国山に着いた時点で、のまダッシュさんが15分ほど前に出発したとの事。休憩を入れて30分ほど、さすがに届かないか?
醍醐丸まで3km、短いようで長い区間、アップダウンがあってなかなか到達しない。手前の分岐で再びコースミスしそうだったが、ここは冷静に分岐まで戻って標識を確認した。

和田峠、カモさんのエイドがお待ちかねだ!あの車で待ってるのかな?・・・あれっ出てこない。ぐっすり眠ってしまっているようだ。テーブルの上になにやら補給物資らしいものがあるが使い方がわからない。挨拶していきたいが気持ち良さそうに寝ているので先に行くことにした。

陣馬山の階段はひたすら足下を見ながら上り続ける。前から鈴の音が聞こえる、のまダッシュさんか? 後ろから鈴の音が聞こえる、マカニ・トモさんか?小鳥のさえずりが鈴の音に聞こえてしまう。

陣馬山からは良く知っているコース。城山まで巻き道を選びながら極力最短コースを走っていく。

uraTTR_027

城山で最後の南高尾に向けてしばし休憩。後10kmもしたら皆が待つ高尾駅ゴールに辿り着ける。
大垂水峠の下り。足裏、足首と痛みがあるが我慢するしかない。アドレナリンパワー全開で自分でも驚くほどの勢いで下っている。そして途中でUSさんのサプライズな逆走ラン応援。高尾まで誰にも会わないと思っていたので思いがけない登場に驚きであった。あまりの嬉しさに気持ちが緩んで少しうるうるときてしまう。
話を聞くと自分が先頭で現れたようである。のまダッシュさんは?どこで抜いたんだ?コースアウトしてしまったのか?そしてこの先の大垂水峠と草戸山で給水のサポートがあるという。

uraTTR_028

大垂水峠で待っていたのはHさんだった。一杯水でスルーしてしまったので今度はたっぷりサポートを受けさせてもらう。コーラ2杯に、サイダー1杯。メダリストの味に嫌気がさしていたのでこのスカーっとしたのど越しが最高だった。

ここからも小刻みなアップダウンはあるものの今までに比べれば大したものでない。
そして草戸山で待っていたのは、げんぼさんだった。前日のハーフを走り切り、再び応援に駆けつけてきてくれた。ライバルの前では弱い所は見せられない、元気な素振りで走る走る。

そしてまだ終わらない(笑)
最後の最後、高尾駅への道が分からない。高尾山口駅は左、それで高尾駅はどっちなんだ??
看板に書いてある矢印は右奥を差していたのでそちらに進んでみた。何かが違う、山の外は森林のようなものばかり、怪しかったので再び先ほどの分岐まで戻って考えた。
もうコースミスをするのはまっぴらだ。げんぼさんに電話してコースを聞いてみる事にした。コースは分からないけど15分後ぐらいにマカニ・トモさんが到着するらしいので待つことにした。

待っている途中でトレイルランナーが来たので聞いてみたら高尾山口の方で良いようだ。待てば良いのだが先頭でゴールしたい腹黒さが先を進ませた(^_^;) しかし再び同じような分岐、今度はさすがにお手上げだったので今度こそ後続を待つことにした。少し待っていたらのまダッシュさん、そしてマカニ・トモさんが来た。

そして今度は3人でコースミス(^_^;)、少しコースから外れたところで3人で悩む。なにやら下っている道があるので「こっちじゃないですか」と私が言う。でも方角が違うらしい、冷静なマカニ・トモさんが間違えたポイントまで戻ってコースに復帰できた。あ~自分の思うがままに進まなくてよかった~。

ここからはほとんど一本道。のまダッシュさんが先頭で引っ張るが速い。でもなんとか私もマカニ・トモさんも着いていく。上って下って上って下って上って下って、いやになるぐらい上下に揺さぶられる。そしてやっとの事で山を下りることができた。
終わった~っと思った・・・。自分の中ではここでトレイルは終了だと思っていたが、マカニ・トモさんの先導で再びトレイルに入っていく。まったくもって1人だったら最後の最後の最後までコースミスしていた。

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最後のCP金毘羅神社を通過し、あとは下るのみ。その時にハリマネさんからの電話、さすがに草戸山通過からなかなか帰ってこないので心配してくれたのだろう。ありがとう~、もうちょっとでそちらに行きますから。

uraTTR_030

yahushigeさん、tamaさん、ハリマネさん、ハーフ完走のドーモさん、そして途中リタイアしたかどきちさん、ポカラさんも待っていてくれた。最後のカーブを曲がって高尾駅の改札が見えた。終わった~。最後は3人手を繋いでのゴールだった。

uraTTR_031

昨日から続いた約26時間の裏TTRの幕を閉じた。

・・・いやいやまだ終わってない。コース上ではまだハリ天さん、山梨のMさんが戦っている。3時間後、フロッピーで汗を流し再びゴール地点へ。もうすぐハリ天さんが来る。一歩一歩、ゆっくりながらも走っているハリ天さんが見えた。最後まで諦めずに走り続けたゴールに皆が感動した。
そして山梨のMさんは景信山でリタイアした。しかしみんなが無事に帰還し第1回裏TTRの幕は閉じる事が出来た。

さて、明日は裏TTR第2弾です。今度はサポーターとしてこの裏TTRに恩返ししに行ってきます





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Last updated  2008.05.09 22:23:57
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