コテコテ夏物語 10 ネタバレです
つーわけだけども!二度見て帰って来て吹き出る疑問の数々…これをナントカしないとたまらない…そういう訳でまだ語るのですm(__)mまずエンディング曲について、これはもう沢山の方々が意見なさっているのですが…ほんっと韓国版のみゅーじっくにしてほしかった!つかもう、最初っからちゃんとちょさくけんのもんだいとかくりあしとけよぶぁかってことです! 韓国版をご覧になった方々にお聞きしましたところ、エンディングに使われていたYesterday,When I was young は、都合3回映画の中で使われていたそうな(-_-)すなわち、スジンが二度目に教授宅を訪れるときのBGM、そこから繋がる回想…電器屋で二人がウインドウ越しに聞く音楽、そしてエンディングである!日本版にはぜんぜん使われておりません!(あっ君ママさん、raichiさんのご協力により確認いたしましたm(__;;)mオラ、忘れてしまってたものでm(__;;)mありがとございますぅ(^^;;))でね、日本版が悪いとは言わないけど韓国版のがずっといいじゃん?これだけ曲に繋がりがあるのなら!また歌詞もソギョンの独白みたいですしねえ(^^;;)でもフミヤさんの曲は、一つの曲として成立していると思うのイメージソングってことなら納得もいくのけど…字余りエンディングでなんかマヌケっぽいんだもんなぁ…そしてそれはいいとして(^^;;)最初っから引っ張ってきたあの万魚寺のシーンについての考察だよ!最初に述べたように、どーーしても引っ掛かって仕方なかったこのシーン回想と考えてもいいんだけどジョンインがソギョンの後をついていくようなしつこい性格とは思えないし偶然同じ場所にいたってのではあまりにも…(^^;;)どーーしても納得いかないそれに結局魚石はどっちが持っていたんだ?ってことですよ(^^;;)で、ノベライズに頼ろうということで読んだやっとわかったよ(;_;)老教授・ソギョンが瞳を小さく揺らした後飛ぶ回想だと思っていたシーンあれはノベライズでは幻影なのである(-_-)学校に来た時の老教授・ソギョン、実はもう、死期が目の前状態なんだそうだ…それを無理してやってきたと…映画ではそうは見えないほど若々しいけど(_ _ ;)そして、この場面、こう書いてあるm(__)m朦朧とした意識が半分覚醒したように教授は声をあげて泣いた時空が錯乱して、もはや、自分がどこにいるのかさえ定かではないすると視界が切り替わり、ザーザー降りの雨の中を、大学院生時代の自分が渓谷を歩いている…山道を登って行くと、目の前に枯れた木片のように黒茶けた石が幾重にも重なる岩山に出たそこを登って行く自分が、さっきジョンインの遺品を入れた木箱の中に見つけた石の魚を手にしている頂まで登ると、その石を岩の上に積んだ。…すると、夢とも現ともつかない不思議な時空の中にジョンインが現れて、その石を手にして涙ぐんでいる… すまない!ほぼ書き写してしまった(_ _ ;)この後、立ち上がった老教授・ソギョンは、ヒノキに近づいて触れ、ジョンインと再会したかのように穏やかな微笑みを浮べてその場に崩れ落ち、息絶えた…(@_@;)となっているのであるっ(@_@;)どうよこれ!どうすんのよ!あっしは映画から読み取れなかったぜ(@_@;)とは言え、ラストシーンの誰もいなくなった場面では、きっとソギョンも死んでしまったのだな…とは感じたけどもだ!まさかその場ですぐ事切れたとは思わなかったよ(@_@;) という訳で、あくまでもノベライズの中では!あの最後の万魚寺のシーンはソギョンの幻影らしいのであるしかし、そうならば私としては納得がいくYou Tubeに上がっている夏物語の画像でも確認したが、拘置所に迎えに来たソギョンのパンタロン右ポケットの不自然な膨らみ(^^;;)は結局なんだかわからなかった!オラも一瞬ここに魚石があるんだ(@_@;)と思っていたさそして駅でこの魚石をジョンインに渡そうとして渡しそびれたのだと思っていたさ…けど画面には魚石は、あの蓮池以来ラストシーンまで一度も出てこなかった! だから万魚寺のシーンが不思議でたまらなかったんだ…唐突すぎて…しかもジョンインあんまりのストーカーぶりじゃんって興ざめしそうになったのよ…けど…幻なのね…あそこ…で、死の淵に立っている老教授・ソギョンが、若かりし姿であの世に渡ろうとしているのかな?と思ったわけあの万魚寺の岩だらけの場所で、若かりしソギョンは石を積んで、その上に魚石を置いたんだけど、その行為とかこの場所の雰囲気とかが賽の河原 に思えたのであります…そして後から現れたジョンインは、先に向こうに行っていたジョンインこの世からソギョンが持ってきた大切な魚石を抱きしめ、喜び、泣いているのかな…この場所はこの世とあの世の境目かもしれない…そう思ったものの、それって日本的考えだよなぁ… と考え直したそして、ネットで調べたわけです石を積むという行為の意味を…山登りなんかでケルンを積むという行為がありますね?あれは・埋葬場所の特徴付け及び慰霊 ・山の頂上を特徴付けること ・ある特定の航法ルートを示すそう言った意味があるそうですじゃ、やっぱり私の思った通りでいいのかな?うーむ…でも! 韓国国内ではほかに意味はないのか?と調べましたあんまり載ってなかったけど、中にこういうのがありました…韓国では石を積むのは供養ではなく願い事をするときに石を積むのだそうですが… 韓国ではこんなに自分の所望を心の中に祈って, 石一つを乗せますこれは多くの人々の所望ですねそうなのかぁぁ(@_@;)これはソギョンがジョンインに会いたい。ジョンインにこの石…すなわち自分の想いを届けたい…そういう意味で捉えるのが一番近いのかもしれないな…そう思いましたとすると、はっきりと、死期に近い老教授・ソギョンが見た幻影と描かなくてもいいかもしれない…どんな風にも捉えられるほうが、映画は面白い…ラストシーンの、老教授・ソギョンがいなくなったヒノキの場面も、ソギョンは死んでしまったと捉えなくてもいいわけです余命わずかといえども、ジョンインの心が伝わったソギョンが、残りの命を輝かせて生きていこうと考えた…と捉えてもいい…なるほどなけどもめっちゃわかりにくいやんけ!あんまり細かいこと考えすぎた私は、うーむうーむと唸り続けただから…、とても爽やかで純粋で、清々しい気持ちを与えてもらったと思うし、好きな作品ではあるけれどもなんだかモヤモヤが残るのである使っている音楽も、日本版はなぜ違う音楽にしたのか(多分著作権の問題だろう…)という疑問があって、うーむむむ…と唸るしかない…そんな事を考えると、監督が役者の熱演を活かしきれなくて申し訳ないと言った(らしい)っつーのんがめっちゃ頷けるそう言えば、プレミア試写会の時の監督さん、シャイなおサルのようで可愛いと思ったけどあれはもしかしたら、自分自身納得いってなかったんじゃないか?(^^;;)なんて思ったりした韓国での酷評、もっともかもしれない…じっくり作りこめばもっと大化けしたのではないだろうか…惜しいでも好きだ(^^;;)ああ複雑に揺らされるぜ、この映画…そして、映画公開前にノベライズが出ていたらしいが…これは抱き合わせないと全て理解できませんよ商品なのだろうか?(^^;;)ノベライズ、読まなくても、わかるっちゃわかるんだけど腑に落ちないでも読んだら読んだでまたなんだかモヤモヤが残る… うーん…歯に挟まった何かが取れないっていうかぁ(^^;;) そういう歯がゆさが残ってしまうんだなぁ…(_ _ ;)んでもって映画ではもっと活躍すると思っていたけどあれで終わりだったスジンが、ノベライズではジョンインを探すうちにキムPDの人間性に触れて、彼と恋におちる…ということになっている(^^;;)それとギュンス彼も大学教授になってましたから (^^;;)ああ見たかったなぁそういうほのぼのシーン(^^;;)言うまでもなく、ビョンホンシとスエちゃんの演技は抜群だった!(;_;)主演男優・女優賞は獲得できても、作品賞にはノミネートされない…そうなってしまったのはなぜだろうな…けどでも、こんな事言ってても、夏物語、好きなんですけどね(^^;;)ええもう…フジツボだらけ!/^▽^\(>▽