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カテゴリ:映画レビュー ~あ行~
1985年【米】Year of the Dragon マイケルチミノ 監督 オリヴァーストーン/マイケルチミノ 脚本 NYにありながら中国ルールがまかり通るチャイナタウンに、新勢力を広げるチャイニーズマフィアの若きボスと、新任の刑事が真っ向からぶつかり合う。 若きボスに、ジョンローン、一匹狼の刑事に「レジェンドオブメキシコ/デスペラード」「マイボディガード」でいい感じにチョイワルオヤジになって健在ぶりを見せたミッキーローク。 当時は、ナインハーフ(観てないが)のセクシーなイメージが強くてミッキーロークを若い私は敬遠していたが、今見ると案外チャーミング。でも役柄は、妻の気持ちに全く鈍感なアスホーで、若いレポーター(アリアーヌ)に走ったりする。 あぁジョンローン様! 最期には散る悪の華ぶりがゾクゾクするほど美しい。 今はどうしておいでかと、調べたら来年公開予定の「Rogue」(ローグ?)というジェットリーの新作映画に、ジェイソンステイサムの次に主要な役で出てるらしい。 この映画には石橋凌やケインコスギも出演しているのできっと日本でも公開されるんじゃないだろうか。 肝心のこの映画の中身ですが、 ストーリーはこれ以降同じようなドラマや映画が山ほど作られてしまった感があり、いまさら新鮮味はないが、激しい銃撃戦などのハードなバイオレンスは当時は衝撃的だったのかな。 あまり残るものはないですが、 ミッキーロークの警部に抜擢される若い中国系警官の言葉が、面白かった。 「警部のご先祖がまだ洞穴で暮らしてた頃、中国人は船で太平洋を横断してた」 「あんた達に船の作り方や貿易の仕方、魚の採り方も教え、過酷な労働に耐えたのに、市民権をとったのは1943年…」 警部も一瞬たじたじとなっていました。(^_^) だけど、その中国系の彼の使い方が、あんまりだった。(-_-メ) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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