|
カテゴリ:記憶 刷り込み 原点
こんなの見つけちゃいましたけど、 ありえないです本当! 稼げるにもほどがあるでしょうこれ。 以上は、ある売り込みメールに使われた日本語。 が、なんという日本語だ、と思わずにはいられなかった。 「これほど稼げるものもちょっとないでしょう」と主張したいのだろう、ということは、前後の文章から解釈できる。 しかし、このような<補助類推>は、口の中に砂利混じりのにぎりめしを無理矢理押し込まれたようなものだ。 「そのいい加減さにもほどがあろう」 「実の姉妹だからといって甘ったれるにもほどがあるでしょう」 「恩師だからと言って、老後の生活安定までを学生達に誓わせようとは、状況からしてホドがあるでしょう」 「一晩一緒に過ごしたからケッコンして、というのは、その考えにも言い方にも、ま、ホドってものがあるだろう」 こんな感じで使われるべきだろう。 まあ、本来の使われ方をそもそも知らなければ、その前後の文章から「なんとなく」その意味を読み取って通り過ぎてしまうだろうが。 いずれにしても、小説、エッセイにおいて使われた場合は命取りになるだろう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2016.09.28 10:42:45
コメント(0) | コメントを書く
[記憶 刷り込み 原点] カテゴリの最新記事
|