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カテゴリ:ゲームブック
ハローチャレンジャーブックといいますと、ゲームブック的には
比較的簡単なシステムと、あんまり難しくない難易度で遊びやすいのですが その大きな理由の一つとなるのが、サイコロを使用する作品が少なかったことがあると思う。 一作目から、本作まで全くサイコロを使用しないで来た訳です。 本作は、ハローチャレンジャーブック史上初めてのサイコロ使用ゲーム(…大げさ?)。 といっても、サイコロを使用しなくてもランダム数値を出すことが出来る 親切仕様。…でも素直にページ端にサイコロ印刷した方が早いですよぅ(笑) 主人公のナシアンはタイトルどおりの魔法使い。 若いながらもそれなりに優秀で、幾つかの魔法を使いこなすことが可能です。 得意でこそ有りませんが、戦闘もできますし仲間もできます。 そういう部分では、ワリとオーソドックスな展開も用意されており楽しめます。 どちらかと言いますと、このシリーズはロールプレイングゲーム要素よりも アドベンチャーゲームの要素が強く、実験的な作品も多いのが特徴です。 でも、当時のゲームブック人気からすると、ファイティングファンタジー等の 有名作品のような冒険物をやってみたかったのかもしれません。 項目数は270とあまり多くは有りませんし、 物語的にも分岐が多いわけでは有りませんが冒険気分は味わえます。 ただ、実際に遊ぶ側としてはもう少しだけ選択肢やボリュームが欲しく 戦闘も魔法もいっぱい使ってみたいなぁというのが正直なところ。 続編の方では、ボリューム一杯分岐いっぱいで楽しめますけれど 本作は比較的あっさりと終わってしまいます。 でも、この時点から次回作を想定していたのでしょうね。 作品中では我侭いっぱいのエレインや頼りになるエルウィンと共に冒険します。 ただ、宿屋のマリーのイベントなんですが… 何となく、ファイア・ウルフの宿屋イベントと一寸似ているなぁ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2007.10.05 08:12:53
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