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カテゴリ:絵本
花さき山 山で道に迷ったあやは やまんばに出会います。 やまんばは、この山に咲く花の美しさの秘密を 教えてくれました――。 この花は、麓の村の人間が優しいことを1つすると1つ咲く。 自分のことより人のことを思って辛抱すると その優しさとけなげさが こうして花になって咲き出すのだ。 そこには、あやが咲かせた花もありました。 あやは村へ帰ってやまんばのことを話しましたが 誰も信じてはくれませんでした。 けれども、その後 ときどき、花さき山で 自分の花が咲いていると思うことがありました。 *<(●´з`)ノ*・゚゚・*:.。..。.:*・゚゚・*:.。. .。.:*・゚゚・*ヽ(´ε`●)>* 黒地に鮮明な色が映えて、本当に美しい切り絵です。 山で迷い やまんばに出会うという怖さ、 不思議な花が咲いている神秘さ。 お話の持つ雰囲気と絵がしっくり合っています。 何度読んでも あやが妹の為に晴れ着を我慢する場面、 双子兄弟の兄が目に涙をためて我慢する場面で 切なくなって…読むのが辛い とても良い絵本だと思うけど、 自己犠牲を美徳とするお話は あまり小さな子にはすすめたくない、 と、ワタクシ的には思っています。 読みきかせするなら、中高学年以上にしたいなぁ。 コチラも同じ作者で有名な絵本 子どもたちが小さい頃好きで何度も何度も読んでやりました。 モチモチの木 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2008/10/10 01:31:34 PM
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