姉とホメオパシー
私の姉は、今、息子のアトピーの治療法として、なにが一番良いのか模索中です。私としては当然ホメオパシー(プラクティカル)を勧めるわけですが、姉曰く、「ホメオパシーみたいに過激なこともしたくないし、ステロイドなんかも塗りたくない。」姉の息子は、現在5歳。主に甘いものを食べると、耳切れを起し、関節のところがアトピーになります。動物性たんぱく質も多く摂っています。また、慢性鼻炎があります。一度、ホメオパシーを試したこともありますが、患部から膿が噴出し、夜眠れず、泣き叫ぶため、中止しました。姉としては、好転反応なんかはナシで治したい。なぜなら息子がかわいそうだから。ホメジャの人に言わせれば、まだまだ症状は有難いということが分かっていないみたいですねということになりそうだけれど、姉の話を聞いていると、症状はありがたいと妄信するのもいかがなものかと思えてきた。大人ならいい。自分で考えて、症状は辛いけどこれで治るんだって頭で理解できるし、気持ちをコントロールすることもできるから。でも子供は、5歳なら多少は理解できたとしても、「でもかゆいんだもん!」この一言に尽きると思う。夜中に必ず起きて、泣いて、かきむしる。子供が泣けば、その原因を取り除きたいと思うのは、純粋な本能ではないだろうか。それを「もう少しの辛抱だから」と我慢させることは、そういう方法もありだから間違いだとは言わないけれど、できない人も沢山いるだろうと思う。母性の強い母親ほど。私は母性と言うより、分析、実験が性にあっているので、その実験結果を得るために、嬉々として娘を差し出す傾向があるけれど・・・(爆)姉にはクラシカルを勧めてみた。姉は今、西洋医学の先生がホメオパシーも取り扱う、という病院を色々試してみているところ。息子が中耳炎と熱を長引かせている時、医学の知識のないホメオパスさんには任せられないと思ったのだと思う。それに、病院の先生の言うことなら信じやすいというのは、やっぱり生まれてからずっと病院が正しいという生活をしてきたのだから、染み付いてしまっている部分もあるはず。でも重要なのは、任せられる何かの先生を探すことではなくて、自分が何を選ぶか、だと思う。自分がきちんと選んでいれば、100パーセント任せられなくても、不安や恐怖はないはず。ただ、不安性の姉には、ちょっと難しい問題。だからまず姉が不安性のためにホメオパシーを続けてみれば良いのにと思ったけれど、不安だからやらないのだろうね(爆)私の目に見える症状は、少しのアトピーと日光アレルギーだけれど、思春期をそれで耐えてきたという傷。もうそういうのは劇的に、早くおさらばしたい。だから私はトラコさんでいいんだ~。姉は最近少しずつ、食の改善を始めている。保育園相手に、牛乳について議論を交わしたり。これからだなー。まだまだこれからなんだ。