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テーマ:~広島東洋CARP~(4355)
カテゴリ:つれづれ
今回の黒田の決断を,今日の中国新聞がどう報じるか,興味を持ってみていた。そして,朝手にして,期待に違わぬどころかそれをも凌駕する内容であることに愕然とした。
1面スポーツ面社会面そして「天風録(1面最下段コラム)」をめいっぱい使って取り上げていたが,その内容は全カープファンはすべてを忘れて暖かく拍手をして送りだそうという奉祝ムード一色だったから。これは,予想を超えていた。どうやら,それだけ全員双手を挙げて喜ぶべき大慶事であるらしい。そうとは知らなかった。我が身の不明を恥じるしかない。 確かに,末端の1ファンとして,黒田に対しては,メジャーに行くからには恥ずかしくない野球をしてきてほしくない,近年渡米しながら討ち死にした先達の死屍累々を踏み越えて,その轍を踏まぬようにしてほしいと願うのみだ。私だってそのくらいの思いはある。しかし,オーナーを僭称する松田元君や無能球団本部長鈴木清明君までこぞって,まるでカープという球団の栄誉のように,誇らしげに送り出すようなコメントを聞くと,それは違うだろうという気がする。 念のために客観的な数字を言っておくと,カープは10年連続Bクラスで,勝率5割を超したのもその間1度だけ。2007年度ペナントレースでは借金20以上もこしらえている。つい先だって,4番目のバッターが移籍した。加えて,自他共に認める不動のエースがメジャー行きとは言えチームを去る。これを,球団トップからプレスを通じて末端のファンまで全員こぞって日の丸を振って奉祝しようという。多分,他球団のファンが聞いたら唖然とするだろう。これが,大マツダ帝国の翼賛体制の現実だとしか思えない。そうすると,それをあやしと思う私は国賊であり,非国民とでも言うべきだろうか。もちろん,堂々とその名をいただくつもりであるが。 ちなみに,一応中国新聞社にも一片の良心はあるらしい。季節外れの木村雅俊記者の「球炎」にだけ,それが現れていた。ただ,これもある程度用意された文面をそのまま書きましたという調子で,いつもの切れはないが,わずかにその意を感じた。 >新井に続き、黒田までも失った。 >両者への感情に違いはあっても、現実的に戦力ダウンを目の当たりにして、 >「行ってこい」とはとても言えない。そんな余裕のあるチーム状況だろうか。 >これ以上の悲しみがシーズン中に起きるのでは、という不安がある。 >この決断には誰も幸せになる保証はない。黒田はメジャーで破格の待遇を受け、強いチームを選択できたとしても、 >最大の目的は優勝争いを自ら担う投球をすることである。本当に通用するのか。 >本人は「不安だけ」という。広島球団も今以上に危機感が求められる。 >ファンも無関係ではない。今季、黒田が地元初登板した4月5日、1万939人のスタンドを見て、彼は激しく落胆していた。 >将来的に復帰の可能性はファンの熱意も問われるだろう。 加えて言えば,黒田の本拠地最終登板で,7000人余のファンが一丸となって古田の応援歌を歌い,古田の打席を声援したことも大きかったのかもしれない。もしこれが彼の決断にだめ押しをしたとしたら・・・いや,それは考えたくない。 残されたチームが一番大事なはずだ。 BlogPeople ↑ポチッと,クリックしていただけると励みになります。よろしくお願いします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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結局2人とも移籍という形になりました
エースと4番打者だけに残念です。 彼らが去った後に、残された面々がブログなり新聞のコメント記事などを見ますと 彼らが抜けた穴は全員で補わなくては・・・とか 気合をさらに入れ直した・・・・とか 意気込みを感じるコメントを残しています。 実際4億円で本当に補強したとしても Aクラス入りは非常に難しいと思います 借金20以上でエースと4番が抜けたカープを たった一年での補強では穴を埋めるくらいか Bクラスの頂点を争う戦力にしかならないと思います 俺は、来年はカープの順位は問いません 順位よりもチームとしてのあり方を問います エースが抜け4番が抜け これでもチームが一丸にならないようであれば このチームは永遠にAクラスには食い込めないと思う 来年、無様に負けてもベンチでヘラヘラ笑っている 光景が見られるようであれば もうカープに未練は無い。 (2007/12/02 01:02:55 AM)
『おててつないで仲良くしましょ』
そんなフレーズがピッタリの記事です まあ、まともに現実を直視されたらたまったものではないから、そのためのリスクヘッジ(そんな大したものでもないですが)なんでしょうけど こういうイビツな蜜月(?)は壊れ始めたら早いんでしょうけど いったいそれはいつになるのやらという感じですね (2007/12/02 09:45:34 AM)
チームの勝ち星の約4分の1を一人で稼いだピッチャーが
いなくなるわけですからね。 いくら大竹、長谷川に才能があっても現実として 今年も穴を補えてないわけですから。 (ハセガーを責めるのは少し酷かも知れませんが) >大マツダ帝国の翼賛体制の現実だとしか思えない チームがいい方向に向かうのなら良いんですけど、 こういう場合はろくな事にならないというのは、 過去の日本の歴史が証明しています。 (2007/12/02 03:53:07 PM)
ゆういちさん
>結局2人とも移籍という形になりました >エースと4番打者だけに残念です。 > >彼らが去った後に、残された面々がブログなり新聞のコメント記事などを見ますと >彼らが抜けた穴は全員で補わなくては・・・とか >気合をさらに入れ直した・・・・とか >意気込みを感じるコメントを残しています。 プロである以上当然なのではありますが,口に出していって見れば少しは違ってくるでしょう。それで何かが変わってくれることを期待するしかありません。 >実際4億円で本当に補強したとしても >Aクラス入りは非常に難しいと思います >借金20以上でエースと4番が抜けたカープを >たった一年での補強では穴を埋めるくらいか >Bクラスの頂点を争う戦力にしかならないと思います 非常に厳しいことは間違いありません。これは過去の補強をさぼってきた付け払いだと思ってある程度は耐えるしかありません。ただ,どんなしょぼい野球をやったって勝てばいいんですが。 >俺は、来年はカープの順位は問いません >順位よりもチームとしてのあり方を問います >エースが抜け4番が抜け >これでもチームが一丸にならないようであれば >このチームは永遠にAクラスには食い込めないと思う >来年、無様に負けてもベンチでヘラヘラ笑っている >光景が見られるようであれば >もうカープに未練は無い。 これはまさしくその通りで,過去繰り返されてきた光景が来年も続けば恐ろしい結果になることは目に見えてますから。どれだけ必死に,血を吐くまで必死になれるかみたいですね。 コメントありがとうございました。 (2007/12/02 07:35:41 PM)
パォ~ン!さん
>『おててつないで仲良くしましょ』 >そんなフレーズがピッタリの記事です >まあ、まともに現実を直視されたらたまったものではないから、そのためのリスクヘッジ(そんな大したものでもないですが)なんでしょうけど みんなが現実を直視したら,すべてが崩れますからね。ここまで必死に築き上げてきた野球会社マツダ個人商店が崩壊してしまいますから。とっくに破綻はしているんですけど。 >こういうイビツな蜜月(?)は壊れ始めたら早いんでしょうけど >いったいそれはいつになるのやらという感じですね チームが崩壊したときだと思います。いや,崩壊しても現代の独裁体制が容易に崩れないのはナチスドイツや今の将軍様の国を見ても明らかなんですが。 コメントありがとうございました。 (2007/12/02 07:42:25 PM)
Power-Factoryさん
>チームの勝ち星の約4分の1を一人で稼いだピッチャーが >いなくなるわけですからね。 >いくら大竹、長谷川に才能があっても現実として >今年も穴を補えてないわけですから。 >(ハセガーを責めるのは少し酷かも知れませんが) よほど才能が爆発してくれないと・・・むしろ長谷川あたりには,これでエースの称号は俺のものだ,くらいの開き直りを見せてほしいものです。 >>大マツダ帝国の翼賛体制の現実だとしか思えない > >チームがいい方向に向かうのなら良いんですけど、 >こういう場合はろくな事にならないというのは、 >過去の日本の歴史が証明しています。 着々と,過去来た道を歩んでいるとしか言いようがありません。そのときは,玉音放送の前にクーデターを起こさなければいけないのでしょうけど。 コメントありがとうございました。 (2007/12/02 07:47:40 PM) |