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BARで味わうウィスキー、カクテル、ワインなどに魅せられて、メモや画像に残しておきたいと思うことはありませんか。コースターの裏や紙ナプキンに落書きしたことはありませんか。BARのカウンターでつづったドランカーの絵日記です。ときどき山歩き。
パブデ・ピカソの日記 [全952件]
日本産ウイスキーの最大手は、いわずとしれたサントリー。ニッカとキリンが一部をシェアし、メルシャンや本坊酒造が隅を齧っている。そんな戦場で一旗あげようと秩父に蒸留所を造った肥土伊知郎(あくといちろう)さんは、モルト小僧たちにとっては真田信繁や前田利益に肩を並べるほどのヒーローだ。 潰れた羽生蒸留所の原酒を買いもどし、新たに様々な樽に詰め替えて、イチローズモルトの名前で僕らを楽しませてくれている。弱小であることにはかわりはないが、もはやモルト小僧界で彼の名を知らぬ者はいない。 先月、ついに3年熟成のシングルモルト「秩父 The First」が売り出された。初年に仕込まれた原酒の何%が放出されたのかわからないが、限定7400本だ。 数10種類のバーボン樽に入れた原酒をバッティングさせた加水なしの61度。舌舐めずりしながら注文した。 ![]() トクトクトクトク・・・。 色は3年とは思えないほど濃いコハク。こんなに濃いということは、使い古されて個性が消されたリフィルの樽ではなく、つい最近までバーボンを入れてたファーストフィルやさらにリチャー(もう一度樽内面を焼いて焦がすこと)したものをメインに使っているのだろう。 重みがあって甘みもあって、山椒の辛さ。バーボンそのものではないんだが、バーボンっぽ過ぎる。3年ものとしては旨いけれど、3年ものとしては旨いということでいいのだろうか。食道から違和感がバックドラフト。 なんてったって記念のファーストリリースだぜ。旨いまずいは別として、リフィルホグズヘッドとかリフィリフィバーボンとか、元の酒のニュアンスを強く感じさせない樽で仕込んだシンプルでピュアなウィスキーを発表して欲しかった。 これじゃあ、小学生のくせにギャルメイク。濃いお化粧は次のバリエーションでいいんじゃね? そんなふうに感じているのは、僕だけではないと思う、たぶん、きっと。 もしかしたら、今回の意外性は戦略のうちなのかもしれない。セカンドリリースやサードリリースでさらに驚きを演出するための布石。 あるいは、ロマンより評判、夢より売れ行き、同情するなら金をくれ、蒸留開始後3年というのは経営的に厳しい時期なのかもしれない。 まあ、何にしたってイチローズモルトの新作が出たら一杯飲まずにはいられないんだな。
雨だし、新しい靴を買うために節約したいし、今夜は週末なのにスポーツバー・ウチンチでザッケロジャパンを見ながらロバートブラウン飲んでます。 改めてゆっくり飲んでみると、けっこういけますね。軽いウィスキーですが、グレンゴインに似た鉛筆削り的なタンニンや、グレンエルギンのような香ばしさ、それにグレインに由来するのかもしれませんが、ニューポットな香りがいいアクセントです。 さて、今日は何の話をしようかな。 んー、そうだ、のんびりと山小屋ラーメンの話でもしてみましょう。 山小屋では、お昼頃にラーメンだのカレーライスだの簡単なランチメニューを用意しているところが多いんです。山歩きではできるだけ荷を軽くしたいので、テント泊の場合には特にありがたいです。 7月の北アルプスでは、槍沢ロッジでテント泊の受付をしたついでに1000円のラーメンを食べました。 びっくりするほど汁が多くて、それも濃い色なものだから、沈んだ麺が見えないほどでした。槍沢沼ラーメンと命名しました。 ![]() ワカメ、ネギ、ホウレンソウは乾燥ものと思われます。かまぼことチャーシューも入っていて、けっこう具だくさん。予想していたより美味しかったです。 山では水が貴重なため、ラーメンの汁も残さずすするというのが正しい食べ方らしいのですが、僕は残してしまいました。槍沢ロッジでは玄関前の水道で好きなだけ無料のおいしい水が飲めるしね。 槍ケ岳アタックの直前には、槍ケ岳山荘でも1000円の槍ケ岳突撃ラーメ(これも勝手に命名)を食べました。 ![]() やはり汁が多めです。たっぷりなワカメとチャーシューと半身のゆで卵。このゆで卵はゴムみたいな感触でとても奇妙です。冷凍するとこうなるのでしょうか。 ひっきりなしにヘリがやってくるくせに、槍沢より具も味も劣っています。箸は割りばしじゃないけど、色のセンスもどうかしているし、水が貴重だとはいえ、たった一口のお茶に「良かったらお茶もどうぞ」と言うのがわざとらしい。人気に安住せず、もう少し味もサービスも向上させて欲しいですね。 次に、鹿島槍をあきらめたときに種池山荘で食べたラーメンは、800円でちょっとお得。 柔らかくナチュラルな味は、この3軒の中では一番美味しかったな。具の種類は少いけど、大きなバラ肉チャーシューが2枚入っていますよ。使い捨てじゃない地味色な箸、何も言わずに当たり前に付いてくるお茶、やってることは槍ケ岳山荘と同じだけど、ちょっとずつの差でも積み重なれば大きな差になっちゃうんです。 ![]() どんぶりの奥に海苔が2枚立っていることにちなみ、種池後立(ごりゅう)ラーメンと名付けました。 山では350mlの缶ビールが500円、ソフトドリンク系は300円くらい、飲食物の値段はおおよそ下界の2.5倍に設定されています。とすると、1000円のラーメンは下界では400円、800円なら320円。 そう考えると、幸楽苑や日高屋のラーメンが290円とか390円なのは、特に安いわけではなくて、適切な値段といえそうです。 今のところ、 1位 後立ラーメン 2位 沼ラーメン 3位 突撃ラーメン これからゾクゾクと登場するかもしれないラーメン選手達が、どこに食い込んでくるのか、秘かな山の楽しみのひとつです。
数年前に実家へ行った時に、物置の中で眠っていた特級表示のウィスキーを7,8本もらってきました。大部分はとっくの昔に飲んでしまいましたが、キングスランドとグリーティングっていうサントリーの1980年代に売られたと思われるウィスキーがまだうちの酒棚に残ってます。 今年も帰省してきました。食事中にはビールを飲んでいたんですが、やはり食後にはウィスキーを飲みたいと思い、リビングの棚に置いてあった特級表示のオールドパーを一口飲んでみたら、中味は梅酒でした。 思わず苦笑。 ウィスキーだったら、二階の書斎に10本くらいあるぞ。え、まだ残ってたのか、めぼしいものはほぼ手に入れたはずだが、と不審に思いながら物色してみると、10本どころか20本くらい残ってました。 よく見ると、すべてが特級表示、昔もらったお中元やお歳暮です。 サントリーローヤル、リザーブ、角瓶、スーパーニッカにキングスランド、ロバートブラウン、おっバランタイン12年ゴールドシールもあるよ。まだこんなに残ってたんだね。 とりあえずリザーブを開けて一杯飲んでみました。キャップを開けたばかりなので、梅酒がはいっているはずはないのですが、フルーティな甘さがダイレクトに感じられ、なんだか梅酒的です。リザーブって、こんな味だっけ?なんて飲みやすいウィスキーなんだろう。 特級は43%以上、実際はほとんどがぴったり43%。なぜ、42でも44でもなくて43なのか。きっと輸入されるスコッチウィスキーの多くが43%だったんでしょうね。 おみやげを4本もらってきました。ローヤルとリザーブとロバートブラウンとバランタインです。 ![]() ロバートブラウンも開けてみました。リザーブよりもクリアで清々しい味です。夏にはぴったりかも。 「からかい」の煮ものももらいました。おふくろの味として、最初に思いつくのはこれかな。エイの乾物をもどして、醤油ベースで煮る料理です。 ![]() 前にも紹介したことがありますが、水を数度とりかえてもどしたり、トゲトゲをガリガリ削り落としたり、沸騰させないように何時間もことこと煮たり、手のかかる料理です。かすかに残る臭みとぬめりとにこごり、それに独特な軟骨の歯ごたえが特徴。 1980代のジャパニーズブレンデッドより、もうちょっとピートのきいたウィスキーの方が合いそうです。
猛暑が続いてます。 お盆で空いた道路を走っていると、東の空に何層にも重なった笠雲とボコボコな積乱雲がアーベントグリューエンに燃えていました。桐生あたりでしょうか。 いつものようにLVへ行って、一杯目はフローズンダイキリ。 槍ケ岳風に盛ってくれたんだね。大切岳とでも名付けましょうか。子供のころに砂浜で作った砂上楼閣のように、あるいは4分の1に切ったスイカに掘ったトンネルのように、ストローで崩しながらすすりました。 ![]() すするにつれて、何億年を一気に早回しするように、どんどん崩壊していきます。これも時間の相対性。酔うほどに時間の経過が加速するのに似ています。 いつのまにか、小笠原諸島になり、沖ノ鳥島になり、最後は水も涸れて静かの海・・・カクテルの一生は星の一生のようでもあります。 マッカランのあと、店の前の黒板に書いてあった本日のお勧めの中から、若鮎のから揚げとベリーAをいただくことにしました。 ほろ苦さも甘さも酸味も、どれもがほどほどに抑制されて危ういバランスを保っています。くぅ~、わらながらナイスな選択ですね。想像していた以上に絶妙なマリアージュでした。 ![]() まだ絵に色が付けられていないのが残念です。色は想像してみてください。 まさに、日本の夏って感じでしたよ。線香花火を追加して描いてみましたが、風鈴だの蚊取り線香だの蝉だの蚊帳だの井戸水で冷やしているスイカだの薄いカルピスだのぺリぺリむける日焼けのあとだの、いろんな色彩や匂いや感触がよみがえってきます。 明日から夏休みで、山形の実家に行ってきます。終業式にぴったりな気分で飲めた、いい夏の夜でした。月がまぶしくて流れ星は見えそうにないけどね。
湯の丸高原でソロキャンプしてきました。 午後1時ごろについてテントやタープを張りタープの下に食事会場の設定を完了したとたん、バケツをひっくり返したような雷雨にみまわれる。ゴロゴロと床下浸水に怯えながらタープの下でカニクリームパスタのランチをいただく。 ようやく小ぶりになってきたな、と思って外に出て我が家を撮影しようとした瞬間っ! ![]() 5mくらい先のキャンプ場と森の境界の空間がピシッと裂けて、異次元の閃光が走った。えっ、えっ、今のって雷っていうやつ?危うく異次元の人になるところだったよ。 晴れ間もでてきたので、3時ごろから池の平湿原に向かった。 ![]() 湿原までは1時間、のんびり湿原の木道を歩き、帰ろうと思って下り始めたら、また雨がぽつぽつ降ってきた。管理事務所のおじさんが、 「ざーっと来るぞ、下まで乗ってくか?」 というので、ありがたく軽トラの助手席に乗せてもらった。これで30分短縮。車を降りてキャンプ場まで10分ほど歩く。駐車場に止めた車が見えてきた頃、突然バラバラバラと大粒の雨だ。 テントまでは30mほどだが、とりあえず車内に退避だ。走って乗り込むと、ドドドドーと2度目の雷雨。危なかったーっ、軽トラのおじさんに改めて感謝! 昼以上に凄まじい豪雨でとても外に出られない。勢いがなくなるまで車内でラジオでも聞いていよう。雷光がまたたくたび、バリバリ雑音がはいる。聖光学園のサヨナラシーンのころには雨も上がった。 独り焼き肉を堪能して、9時過ぎに就寝。 爆睡していたはずだったが、バタッバタッバタッバタッというテントを叩きつける激しい音に飛び起きた。夜中の12時、3度目の雷雨。ゴロゴロどころではないガラガラガガーンッが鳴り響く。怖くて眠れそうにない、なんて思っていたのだが、徐々に雨音が小さくなるにつれウトウトしていつのまにか眠っていた。 高原の爽やかな朝を迎えた。雲の間からところどころ青い空がのぞいている。 5時起床、ベーコンエッグとフリーズドライのきのこ雑炊という簡単な朝食を摂り、あとかたづけも済まして、6時半に烏帽子岳&湯の丸山に向かった。大菩薩峠を思い起こさせるおおらかな風景である。なかなかにステキだ。天気が良ければ北アルプスまで見通せるらしい。 3時間ほどのトレッキングを楽しみ、昼前に湯の丸キャンプ場をあとにした。 途中で、手作りチーズで有名なアトリエ・ド・フロマージュに立ち寄った。10種類くらいの各種チーズを試食できる。おっっ、うまっっ、と思わずつぶやくほど、どれもほんとにまいうっ。 ![]() お土産に3種類のチーズとチーズケーキを購入。チーズのモンブランは、文字通りの「白い山」だ。チーズ風味たっぷりで美味しかった~ぁ。
先週の金曜日に福井からやってきたその道では人間国宝なみと思っている大先輩から、おみやげもらっちゃいました。福井の日本酒「白龍 てきてき」です。 冷蔵庫に入れてたので、最初は冷えた状態で。 辛口だけど甘い。始めの一口は、そんな矛盾してるけど単純な印象だったのですが、徐々に温度が戻ってくるにつれてほどけてきて、旨みが現れてきました。フルーツとしては桃に近いかな。確かにウィスキーならグレンリベット風です。 辛口というのはこってりしていないという意味なんでしょうか、とてもナチュラルです。吟醸酒という表記はありませんが、精米歩合60%ですので、たっぷり削られており、ほんのりとメロン風味も感じられます。ほどよく酸味もあります。 美味いですよ、この酒。触感も香りも味も柔らかくって、ほっこり炊かれたご飯みたいです。コシヒカリじゃなくてどちらかというとササニシキ。 ばか言ってんじゃねー、山田錦100%だ。 でも、山田錦のご飯は食べたことないからねー。 僕は実は日本酒にはさほど思い入れはないのですが、これはとっても好印象です。個性を売りにしているのではなくて、単純に美味しい酒を造ろうとして造った酒だと思います。 裏ラベルに、おすすめは常温か37-8℃のぬる燗って書いてあったけど、僕としては25-30℃くらいのヌルヌルをお勧めします。もしどこかで見かけたら飲んでみてくださいね。 ![]() ちなみに手前にあるおかずは、冬瓜です。冬瓜って夏の食べものなのになんで冬瓜なのかな。あなたの色に染まりますっぽいみずみずしさが魅力的で、夏野菜っていったらナスか枝豆か冬瓜だろうってくらいに大好きです。 かみさんの味付けはモツ煮風だったので七味があいました。もちろんこの酒との相性もばっちりです。っていうか、この酒は、つまみを選ばない酒だと思います。 こりゃ久々に好みの日本酒だななんてニヤニヤしながら飲んでいたら、かみさんが「どれどれ私も」といってグラスを出して注ぎ始め時は、待て待て~っっっ、と心の中で叫んでしまいました。そのテレパシーが通じたせいか、二口ほど飲んで「ふ~ん辛口だな、うまいけどまあまあ」な程度だったようでホッと胸をなでおろしました。かみさんとは、多くの分野で意見や好みが食い違っているので、こういう時にはとても助かります。 2.5合くらい飲んでしまったので、残りの1.5合は明日の夜のためにとっておきます。明日も楽しみだなー。
一泊で神戸に行ってきました。 本来ならば、うらんかんろさんに連絡すべきですが、神戸に着くのは夜だし、朝は早くからセミナーの講義なんてプレッシャーな仕事があるし、体力的にも精神的にもとてもBAR巡りは無理だなあ、と思って今回は断念。ごめんなさい。 ポートピアホテルに着いて、風呂入ってビール飲んで寝ようかと思って冷蔵庫のビールの値段を見たら650円。 ええ~っ、山より高い。 それならやっぱりBARで飲む方がいいなと思って2階のバー・レスタカードに行きました。 ひとつあけた隣の男性二人もどうやらセミナーに参加する同業者です。奥のボックス席で騒いでいる団体も同業者らしい。あ~あ。同業者に知人・友人が少ないので、知らんぷりしてスティンガーを頼みます。 ![]() スティンガーはブランデーにミントを加えたカクテルです。いつものLVに比べると、ブランデーがおとなしくてミントが爽やかで軽やか。これも美味しい。一杯飲む不思議と元気が出てきます。 そのあと懐かしいグレンゴイン。僕がシングルモルトに目覚めたころ、確か二本目か三本目に買ったのがグレンゴインでした。ちなみに最初に買ったのはグレンモーレンジです。 ![]() 文房具好きな僕にとって、グレンゴインの鉛筆削り香がとても印象的だったのを覚えています。おぅ、やっぱり鉛筆削り。それに蜂蜜とかオレンジピールのケーキ。 グレンゴインを飲んでいると、隣の二人の知り合いらしいおっさんが間に割り込んできました。どこで飲んできたのかすっかり酔っ払ってベロンベロン。ジントニックなんて頼んだはいいけど、全く手をつけずに寝てしまいました。 黙ってそのまま寝てればまだいいものの、時々むくっと起きては回らない口でチンコがどうのと連発します。よほどチンコに思い入れがあるようです。 これが同業者と思うととても悲しいです。明日は、仕事関係の講義よりも、どのように酒と向き合うかというテーマで話をした方がずっとためになりそう。 それと同時にとても恥ずかしい。たぶん僕も昔は似たようなものだったと思うので。みなさまは、明日の講義では二日酔いでグーグー寝ててくださいね~。 久しぶりのウーガダールを飲んだあと、そういえば神戸は勝海舟の海軍操練所があったことを思い出して、奥のテーブル席へビール運んだり水割り作ったり忙しそうなバーテンダーをなんとか捕まえて、プリマス・ジンを注文しました。 神戸に来たからには何か神戸らしいものを飲みたいと思っていたので、これは我ながらいい思いつきです。 ![]() アンゴスチュラ・ビターズが好きだった友人を偲んで、アンゴスチュラをリンスしてもらいました。そういえばレモンハートの常連のメガネさんも何巻目だったかでプリマスを飲んでましたよね。確かイギリスに行ってた時、よく一緒にプリマスを飲んでいた同室の男に何か盗まれて、何年もたってから手紙だか小包だかが届く話じゃなかったっけ。メガネさんとまっちゃんのように、長く一緒に飲みたかったなあ・・・。 さあて、まだまだ盛り上がっている恥ずかしい同業者達を残して、会計してもらいましょう。店の人は、回りがうるさくて気を悪くしなかったか気にしておられましたが、僕自信としてはとてもいい飲み方ができたので大満足です。 部屋に戻りあっという間に爆睡。こんな熟睡は久しぶりってくらい眠れたおかげで、今朝は6時に目がさめ、せっかくだからと埠頭まで散歩に行きました。朝はまだ海風が気持ちよく、神戸の街の先には六甲の峰々も見えてます。次回こそは、海軍操練所跡に行き、六甲山に登り、夜の神戸の街も歩きまわりたいな。
昨夜は、年に一度の浴衣を着てかみさんと一緒に熊谷うちわ祭りに行ってきた。 ![]() ベビーカステラ、かき氷、ドネルケバブに富士宮焼きそば、もちろんお好み焼きやたこ焼き・・・屋台を眺めながら山小屋値段のビール片手にだらだら歩く。 途中で、娘のグループにも遭遇。去年は、部活で足を骨折して、買ったばかりの浴衣が着れなかったからね。2年分楽しんでるみたい。 ![]() 帰る途中にいつものLVに寄って、この季節限定のスイカマティーニを飲みむ。また1年経ったんだな。友人が死んだのはちょうどこのお祭りの直前。もう3年になるから、強い感情の津波は来なくなったけれども、フライングカーペットとかジェットコースターとかで感じるのに近い内臓の違和感はよみがえる。 かみさんは、桃のフローズンカクテルなんぞ飲んで、酒の味が全然しなくて美味しいなんて言っていた。酒の味の全くしない酒が美味しいはずはないんだが。
今日も4時起き、朝日がきれい。 昨夜は雲に覆われていた大天井も朝にはすっきり晴れ渡っていました。山頂まではごろごろの岩場を登って10分です。雲海から登る御来光を眺め、振り返るとピンクに燃える穂高、槍の上にはまんまるのお月さま。うーん、ステキっ! ![]() 日が徐々に高くなるにつれて、朝と夜との境界ラインが下がっていきます。影は今いるこの大天井の影です。 今日は最終日。燕岳を経由して、中房温泉に降りて、風呂に入って帰る予定です。 ![]() 大天井から降りて大天井ヒュッテからの道との交差点で、みたことのある人が立ってました。あれっ、京・晴夫妻じゃありませんか。昨日別れる時に、明日も会えるといいね、なんて冗談のつもりで言ってたのが、ほんとに早朝から会えちゃうなんて楽しい偶然だね。この日も、燕山荘でほんとのお別れをするまで、越したり越されたり、一緒に歩いたりできて楽しかったですよ。 途中の大下りの頭という景色の良いところで、休憩がてらに絵を描きました。槍ヶ岳とそれに続く東鎌尾根、大天井、さらに今日降りてきたここまでの尾根道。すべてが見渡せます。 ![]() ![]() ああ、名残惜しいなあ。山を歩いていると、苦しくてもう来なくていいやなんて思うこともあるけれど、いざ降りる段になると、降りたくなくなります。 北アルプスは、今まで登ってきた低山とは景色がまるで違っていました。山は高く谷は深く空は広い。雪渓がいたるところに残っていかにもアルプス的な雰囲気を盛り上げています。 「北アルプスは、八ヶ岳や富士山ともまるで違う、一度来たら止められない」誰かが言ってました。僕は八ヶ岳も富士山もまだ出会ったことはありませんが、「北アルプス、君に決めたっ」ってくらいに惚れました。 燕山荘にたどりつくとビックリ。5-60人くらい小屋の前で休んだり、話したり、おやつを食べたりしています。すでにテントが10張以上張られています。燕岳を見上げれば、ぞくぞくと人が登って降りてきます。さらにひっきりなしに燕山荘に向かってグループ登山者が登って来ます。合戦小屋も大混雑で、種が飛ぶほどスイカが売れてました。 混雑時の山小屋では一畳に二人寝ることもあるって聞いてたけど、今夜はそんな感じになるのでしょうか。おぞましい光景ですね。そんな混雑も台風の心配もなく過ごせてナイスなタイミングだったなあ。 右手の傷もずいぶん癒えて、左手のプロトレック周辺は皮がむけてきました。
今日は槍ヶ岳の東鎌尾根を歩いて大天井岳(おてんしょうだけ)に行きます。スタートとゴールの標高差はさほどないので、比較的のんびりした尾根歩きかと思っていましたが、さにあらず。アップダウンの激しいコースで大変でした。 ![]() 15kgのザックを背負っての梯子や鎖は、バランスをくずすと後ろにひっくり返りそうになって怖いです。スリルが面白いなんていう人もいますが、僕は不得意。 しばらく進んで振り向くと、今まで歩いてきた東鎌尾根とそれに続く槍ヶ岳。そして進行方向の尾根沿いに大天井。さらには尾根は常念岳や蝶ヶ岳へと続いている。山にいる実感をかみしめます。うれしいのかうれしくないのか、よくわからない。ただ、山にいるんだなーって。 ![]() ![]() この日は、昨夜ヒュッテ大槍で一緒になった若夫婦と同じ道を越したり越されたりしながらの山歩きでした。心の中ではずーっと京一郎・晴美夫妻と呼んでました。ちょっと雰囲気が似てるんですよ。すれ違うたびにあいさつしたり、少しおしゃべりしたり。同行者がいるのは心強いですね。 14時までキャンプ地の大天荘に着いて、ランチタイムメニューのナン&カレーを食べるのが目標でしたが、どうも間に合いそうにありません。直射日光がぎらぎら、暑くて暑くてばてばてです。しかたなく少し手前の大天井ヒュッテで休憩。300円のアイスクリームがうまかったこと。 ![]() アイスを食べ終わって絵を描いていると、京・晴夫妻が追いついてきました。彼らは、今日はここに泊るのだそうです。熱中症に気をつけてがんばってね、なんて声をかけられて、山頂に向かってぜーぜー登りました。 大天荘に着いてまずは500円のビール。5,6種類くらいから選べるのがうれしいね。それじゃあ、久しぶりにキリンラガーをいただきましょう。 テント場は、平らでペグも打てて、快適でした。この夜は10張くらい張られていました。水は200円/1リットル。貴重な水です。トイレはここでも同じぼっとんで、紙は落とさず屑かごへ、手洗い水はなし。夕方になると雲にすっぽり覆われてしまい、夕焼けどころか360度真っ白、山頂へは明朝登ることにしましょう。 |一覧| |