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BARで描く絵日記

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2010年11月11日
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 広島バー巡りの続きです。

 BAR FOUQUEをあとにして、GS BARへ向かっていざ出陣。FOUQUEでGS BARも載っているパンフをもらったので、今度こそ辿りつけそうです。

 ああ、この路地だ。昨日の夜も通った道なので見覚えがあります。問題のビルの前に立ち、壁に並んでるテナントの看板をみわたしました。

 あれ、見当たらない。おかしいな、このビルに間違いないはずだが・・・。

 自分を信じることが大切じゃ、というダンブルドア先生の言葉を思い出します。目を閉じて深呼吸したのち、

「いでよGSっ!」

と心の中で叫んで目をあけたら・・・ほんとにあったよ!

 ジーエスバーはGS BARではなくてgs BARだったのです。

 店はビルの狭い通路の奥まったところにありました。昨夜は、この通路は存在していませんでした。ただ壁があっただけです。広島の4つのBARを巡ったことで魔力が増強され、ついに封印が解くことができたのでしょう。

 魔法のドアを開けて足を踏み入れれば、そこはクラシカルでスタンダードなBARでした。

 店内はブラウンにまとめられています。バックバーの酒棚には丸みのある装飾やニスの塗られた光沢のあるカウンターが、ほんのりと華やかな退廃のニュアンスを醸し出し、ちっとも堅苦しくない気持ちいいBARですよっていう悪魔の誘惑が聞こえてくるみたい。

「すみませんね~、常連のお客さんもなかなかたどりつけないんですよ~へへへ」

 マスターの人懐こい笑顔に、あっというまに和んじゃいました。トイレには、「BARでは何を注文すればいいんだろう」というレモンハートの漫画の一ページが貼られてあり、さらに親近感が増幅します。

 さっぱりした炭酸のロングカクテルを注文したら、ミキシングラスの中でザクロをつぶし始めました。ああ、京都のやなぎ野でもそうだったなあ、あれもこの季節だったか。

   柿ダイキリ.jpg

 柿のダイキリは、ぷるんぷるんして楽しい触感。おいしかったよ。

 バックバーの右奥には、見慣れないボトル、見たことあるけど何かが違うラベルのウィスキーが並んでいます。VAT69(こんなの置いてる店は最近見たことないし、たぶんこれもオールドボトル)の右隣りにあるのは何ですか、と聞くと、出して見せてくれました。

   70歳の白馬.jpg

 ホワイトホースのオールドボトル。ラベルは焼け焦げているのか腐敗しているのかボロボロです。1940年代のものらしいけれど不確実とのこと。値段を聞けば、なんと破格の3000円。魔界バーの記念に毒食らわば気分で飲んでみました。

 うーん・・・まずっ・・・。ウィスキーとしての芳香や甘さはすっかり失われており、重いピートだけが際立っています。ヤニ汁ですね、これは。煙草の吸殻がたくさん浮かんでるあの水。たまたま、肺癌学会に来ていたので、ナイスタイミングと言えるかもしれません。

 このあともマスターとの酒談議が楽しかったよ。

 すでに12時を過ぎています。おしりが椅子にくっついちゃいそうでしたが、朝には朝の観光(平和公園の早朝ジョギング)もしなけりゃいけません。後ろ髪ひかれつつ店を出ました。

 チャージなしで5400円か、魔界BARのくせに良心的だなあ、なんて財布をしまいながら振り向くと、扉も通路も煙のように消えていました。





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最終更新日  2010年11月11日 20時21分14秒
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