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カテゴリ:メルトダウン
酔っ払って今帰っててきました。
玄関の扉を開けようと思ったら、鍵がみつからない。コートのポケットにもそのしたのジャケットにもズボンのポケットにも鍵がない。どっかで落としたのか、もともと家を出る時に忘れたのか(実は後者だった)。 玄関でごそごそし、チャイムをならしたけど家は反応なし。かみさんの携帯を鳴らすがやはり反応なし。 家の周りをぐるりとまわって入れる窓がないか検索したが、防犯は完璧であった。どこからも侵入できるすきまはない。われながら、よくできた家だ。 あちこちごそごそして、いよいよ野宿かと思った。 野宿にあこがれていたんで、これは良いチャンスかという気さえした。外の物置にはシュラフもしまってあるし、なんとかなりそうだ。けっこう寒いけど、シュラフがあれば生き延びられる。庭のどこで寝ようか・・・。 がさがさしてたら、突然に玄関のドアが開いた。 高2の長男が物音に気付き、もしかしたらオヤジが帰って来たのか、と思って玄関を開けてくれたのだった。よくわかったね。オヤジの習性を熟知してたんだね、普段はそんなそぶりをみせないのに。 そんな長男に感謝だけど、そんなオヤジでいいのかという微妙な後ろめたさと、野宿できなかった残念さが複雑に交錯する。 飲み過ぎちゃって、明日の朝に走れるのかも不安だ。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010年12月04日 01時44分37秒
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