オールドローズ(ルイーズ・オーディエ)
バラの季節になりました!「芽」:草かんむりに、牙って書くんですね。書家の本田蒼風先生の今週の「1文字」で読んで、どれどれと、我が家のバラたちの鉢を見たら、本当に!牙みたい!鋭くて、怖いくらい。 今更のように感心してから1ヶ月。我が家のバラたちのなかで、一番に咲いたのが、わたしの大好きな「ルイーズ・オーディエ」ちゃん。なんといっても、このカップ咲き。そして、強い香りが何よりの魅力です。玄関に2輪あるだけで、ものすごいいい香りです!細い茎に大きなつぼみをつけるので、首を傾げたように咲きます。その様子がなんともかわいらしいのです。わたしがバラに見せられたのは、13年くらい前でしょうか。パリやNYで見た、ジョセフィーヌが1本のカップ咲きのバラを持った肖像画。その中に出てくるあのカップ先のバラが今でもあるということを知ってからでした。すっかりはまってしまって、当時、岐阜バラ園にあるのを知って、取り寄せました。まだ珍しく7,000円くらいしたと思います。ナポレオンが遠征先で、ジョセフィーヌのためにバラの種や苗を持ち帰ってマルメゾン宮殿にバラ園を作った話など、改めて知りました。バラはその姿も素敵ですが、名前が素敵です。「スーベニール ドゥ ラ マルメゾン」「ウィンチェスター・カシードラル」などなど。。あと、気にいった理由がもう1点。オールドローズは、原種に近いため、強い!!!!!!これはポイントです。