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カテゴリ:旅の話
今年のGWは山口・広島を周る2泊3日の旅だったが、いよいよ最終日である。
ホテルでバイキングの朝食を取り、すぐに出発。おそらく宮島は大渋滞になるだろうということで、車を広島市内の駐車場に預け、広島電鉄で宮島まで行くことにした。 路面電車好きの私としては広島はパラダイス。さまざまな車両が複数の路線を走っている。レトロな1両編成の車両もあれば、最新型低床式の4両編成の車両なども走っている。見ていて飽きない。 特に面白かったのが実際に宮島に行くのに乗った路線だ。この路線は広島駅から宮島口を結んでいるのだが、広島駅~広電西広島間は路面電車なのに対し、広電西広島間~宮島口間は通常の電車区間となる。いままでトコトコ走っていた車両が西広島以降は急にスピードアップしビュンビュン飛ばし始めるのが面白い。 さて1時間弱の路面電車の旅も終わり、宮島口からはフェリーで宮島に渡る。到着すればたくさんの鹿が出迎えてくれる。 そして参道を歩くと宮島のシンボルでもある厳島神社の大鳥居が待ち構えている。干潮時には浜を歩いて近くまでいけるそうだが、今は海上に大きな巨体を誇っている。 赤い柱の回廊を進み、能舞台の横をすり抜け、鏡の池などを見学していると割とあっけなく終わってしまった。 続いて弥山を目指し、ロープウェイ登場口まで歩く。意外と遠い。背中が汗ばんできたころ、ようやく駅に到着。ここからロープウェイ2本を乗り継いで登っていく。着いた場所は弥山頂上ではなく、別のピークだ。弥山頂上まではここから往復1時間かかるということなので、それは諦めることにした。 ここからでも眺めは充分良い。晴れているがやや霞が出ていたので、四国はうっすらと見える程度だが、瀬戸内海の島々が美しい。 たかだか標高500m程度の山なのだが、風も強く、結構寒い。頂上に放し飼いになっているサルも寒そうだ。一通りあたりを散策した後、早々と下りることにした。 厳島神社の参道に戻り、昼食を取ることにした。お目当ては「焼がきのは○し」。店内は混雑していたが、あまり待たずに中に入れた。生がきと焼がきとそばとビールを注文する。確かに運ばれてきたかきは美味しそうである。熱々の焼がきをふうふういいながら食す。うまい。 その後、広電で広島市内に戻り、広島城を見学したあと昨晩訪れた原爆ドームを再訪した。 そして車に乗り込み広島空港を目指す。楽しかった小旅行もいよいよフィナーレだ。空港でもみじ饅頭を買い込み広島を後にした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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