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カテゴリ:山の話
Part1の続きである。
高水山の山頂を後にし、ここからプチ縦走路に入る。次に目指すは高水三山最高峰の岩茸石山。最高峰といっても標高は793mしかないが。 高水山の山頂近くからすでに樹林越しに岩茸石山が見える。 そして相変わらず杉林の中を進む。 しかし岩茸石山頂上が近くになるにつれ、葉を落としたブナの増えだす。なかなか良い感じ。 そして割とあっけなく岩茸石山山頂に到着。高水山から30分弱。 山頂は適度な広さがあり、開放感がある。 特に北側方面の眺望がすばらしい。 東に視界を移すとこんな感じ。 そして西には登った事のある本仁田山。 その右の立派な山の奥にちらっと見える川苔山。 そして本仁田山と川苔山の間には東京都の最高峰である雲取山。 南側の樹林越しに見える大岳山。 前回登った相模湖南にある石老山もそうだったが、こんな1000mにも全然満たない低山でこれだけの眺望を得られるのは感動物である。 しばし眺望を堪能してから次の山である惣岳山を目指す。またもや杉林の中の山行。光と影のコントラストが美しい。 登山道のところどころから樹林越しに岩岳石山や高水山が顔をのぞかせる。 惣岳山までは適度なアップダウンがあって楽しい。そして、途中に南面が切り開かれている場所が一箇所ある。そこからは大岳山、御前山が美しく見える。 惣岳山の山頂近くにくると、このコース唯一の岩場の登場である。まあ対した岩場ではないが、入門コースとして気軽に足を運んだ初心者ハイカーには結構大変かもしれない。 そして岩場を過ぎてさらに一登りすると惣岳山の山頂に到着。 山頂には神社がぽつんと建っている。 この山頂は眺望が全くないので、ちょっと一息入れた後はすぐに下山。ここからはひたすら杉林の中の登山道を下るだけ。 そして無事下山。 全行程4時間弱といったところ。でも結構細かなアップダウンがあり、入門コースというふれこみの割には意外と疲れる山であった。冬場の低山歩きにはなかなか向いている山であろう。 心地よい疲労を感じながら、帰りは御嶽駅からのんびりと電車に揺られた。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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