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pure breath★マリーの映画館

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2008年01月26日
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カテゴリ:映画

 

        あなたの幸せのためなら、ためらわずに私を忘れて・・・

 

 

『シルク』

監督・・・フランソワ・ジラール
原作・・・アレッサンドロ・バリッコ
音楽・・・坂本龍一
出演・・・マイケル・ピット、キーラ・ナイトレイ、役所広司、芦名星、中谷美紀、アルフレッド・モリナ、國村隼、本郷奏多 他

 

                      【STORY】

1860年代のフランス。蚕の疫病が発生したことにより、エルヴェ(マイケル・ピット)は妻・エレーヌ(キーラ・ナイトレイ)をフランスに残し、世界でもっとも美しい絹糸を吐く蚕の卵を求めて日本へと旅に出る。それは命がけの旅立った。
やがて幕末の日本へと到着したエルヴェは、蚕産業者の原十兵衛(役所広司)が連れていた、絹のように光る白い肌の少女(芦名星)に目を奪われる。フランスに帰国してからもその少女の姿が頭から離れないエルヴェは、再び日本へと向かうが・・・。

 

                      【解説】

海の上のピアニスト』の原作で知られるアレッサンドロ・バリッコの3作目、大ベストセラーとなった叙事詩的小説「絹」を映画化。

 

 

これは、早くに試写会で鑑賞。
その、あまりにも静かなストーリーに そこかしこで寝息が・・・(苦笑)
まぁ試写会はお金を払ってないだけに、自分に合わないって思うと脱力するのかもしれないけど~
でも寝てしまっては、この静かな静かな話の底にある“熱い想い”を汲み取れないよ。。。


これも、どういうお話なのか全然知らずに行ったので~
最初意味が分からず、マイケル・ピットとキーラと日本の少女の三角関係のお話かと思ったら、全く違いました。


日本の描き方については、私はそんなに違和感なかったです。
だって~その時代の本当の日本の姿は知らないし・・・
ただ、フランスの場面では緑も多く~鮮やかな色彩だけれども、日本に関しては雪の白、屋根の黒と ほとんどモノクロの世界。
それが余計に神秘的で美しかった・・・

 

ラストの意外性というか、最後の最後で この映画がどんなストーリーだったのか、ようやく分かった。

最初の手紙をマダム・ブランシュ(中谷美紀)が読んだ時、私はマダムが勝手に作って喋ってるんだと思いました。
あの時代の日本女性がこっそり手紙を渡すかな・・・と。
でも渡してたんですね・・・ 惹かれあってたんですね。
触れ合いといえば、あの入浴のお手伝い?だけなのに・・・
後は、視線を交わすだけだったのに・・・そういう“愛”も存在するのかな。遠く遠く離れていて? 

見つめ合うだけ・・・(スウィーニー・トッドのアンソニーとジョアナみたい?)そういう愛も存在するかもしれません・・・でも、彼には、心から愛する妻エレーヌがいるというのに・・・
私にはあまり理解出来ないかな・・・

 



マイケル・ピットは、いわゆる美青年ですが~ちょっとケヴィン・ゼガーズ君(by『トランスアメリカ』)と似てますね。レオ君の若い頃にも少し似てる。
どれだけ苦労しても命がけで旅をしても、苦労が顔に出ないところは、ちょっとアレ?ってカンジですが~
まぁ育ちの良い青年の役なので、それでもいいのかな?
彼が日本の少女にものすご~~く惹かれるところが、イマイチよく分からず、ここインパクトに欠けちゃった感があります。
でも彼の“語り”は良かったと思います。



キーラちゃんは、監督自身もまさか引き受けてくれるとは!と驚いたそうですが~
小説の大ファンで~出演を快諾したって。
出番はとっても少ないけど~印象的な、雰囲気のある女性を演じてます。
顔がどちらかというと古典的な顔なので、こういう時代の静かな役も似合うと思う。



アルフレッド・モリナさんは、ドック・オク(スパイダーマンより)以来かしら?
あっ 『ダ・ヴィンチコード』にも出てたんだった。
味がある役者さんなので~映画が締まっていいですね~

 

役所さんは、さすがでした。。。
あの時代にああいう場所で、英語がぺ~ラペラというのは、ん?でしたが~
貫禄があって~とても良かったです。外国の映画に出ていても、見劣りがしない~これって嬉しいですね。

 

中谷美紀さんは美しい~♪
役も、とても合ってたし~・・・ 彼女の語り(朗読)も素敵でした。

 

ただ・・・監督は絶賛という、芦名星ちゃんが・・・私にはちょっと・・・
一番重要な役だと思うから苦言です。(笑)
「絹のような肌をもつ神秘的な少女」という形容が、イマイチ合わないような~
もっと色が白くて、まなざしの強い子がよかったなぁ。
彼女をTVドラマで見た時は、なかなかいいな~と思ったんですが・・・
この役は、現実世界にいても幻想の中の少女のように描かれてるので もう少し神秘性が欲しいです。



彼女以外は、日本人キャストも含め、みんな良かったと思う。
ごめんね~芦名星ちゃん、貴女が嫌いなわけじゃないの・・・(苦笑)

 


これだけ、ゆるいストーリーは久々でした。
坂本龍一さんの曲がとても良かった。
そして、エレーヌの為に作った庭園が美しかった。。。白い百合の中に佇むエレーヌ(キーラ)素敵だった。

 

 

マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★☆☆☆
マリー的涙度数 ・・・ ★★★☆☆  

 

 






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最終更新日  2008年01月27日 20時18分15秒
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