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カテゴリ:映画
死んでしまった夫から、ある日、突然届いたラブレター。 それが、すべての始まりだった。 『P.S. アイラヴユー』 監督・脚本・・・リチャード・ラグラヴェネーズ 原作・・・セシリア・アハーン 脚本・・・スティーヴン・ロジャース 出演・・・ヒラリー・スワンク、ジェラルド・バトラー、リサ・クドロー、ハリー・コニック・Jr、ジーナ・ガーション、ジェフリー・ディーン・モーガン、キャシー・ベイツ 他 【解説】 元アイルランド首相を父に持つ女性作家セシリア・アハーンが執筆し、40か国以上でベストセラーとなった恋愛小説を、『マディソン郡の橋』の脚本家リチャード・ラグラヴェネーズが映画化。 最愛の夫を失う悲劇に見舞われながらも、徐々に生きる力を取り戻すヒロインをオスカー女優ヒラリー・スワンクが好演。 『オペラ座の怪人』のジェラルド・バトラーが亡き夫を演じている。 【STORY】 最愛の夫ジェリー(ジェラルド・バトラー)を脳腫瘍で亡くしたばかりのホリー(ヒラリー・スワンク)は、失意で電話にも出られず自宅に引きこもっていた。 やがてホリーの30歳の誕生日がやってきた。母や親友たちが祝う席に、届いた贈物の箱を開けてみると、テープレコーダーに入ったジェリーからのメッセージが。 思わぬプレゼントに喜びと驚きを隠せないホリー。 翌日、メッセージの通りジェリーからの手紙が届けられた。 それから、次々と消印のない手紙がホリーのもとに届くようになる…。 試写会で観てから~かなり時間が経ってしまった(汗) 泣いて泣いて泣いて泣いて・・・の映画だと思っていた。 それが笑えるシーンも満載で。 泣いても、そんなに切なくならないような、温かさが残る作品でした~ 冒頭から2人の言い争いや~イチャイチャで2人がどんな夫婦だったかがよく分かる仕組み。 その次のシーンでは、もう彼がいない・・・ この展開にはびっくりした~。 闘病シーンなど一切ないのが潔いというか、なんというか、ホリーと同じように 観ている私たちにも彼が亡くなった実感がない。 ジェリー目当てなのに、こんなに早く死んじゃって・・・って泣きそうになったら(そこで泣くか!?笑) ちゃんと回想シーンで、最後まで登場してくれました。よかった!!(嬉) ジェリーの役名もジェリーなんだよね。 そのうえ、同じアイルランド人だから・・かぶっちゃって。。。 本当の彼もこういう人なのかも~って思うシーンも数多く。 彼って、すご~~くお茶目な人だから、裸にサスペンダーでセクシーに踊るトコとか ホントにやってくれそう~♪って楽しかった。 そして、ジェリーの魅力って あの優しい瞳にあると思うのだけど。 彼の温かいまなざしに心が揺らぐ・・・ 実際に、死を前にした男性が~ 愛する女性の為に、ここまでしてくれるなんて。 こんなに深い愛は他にない。。。 そこまで愛されたら幸せだわ。 ジェリーには、本当にぴったりの役柄でした。 ギター片手に歌ったりするのもステキ♪ 彼が着ていた革のジャケットやアクセも彼の私物で、持ち込んで使用したそうで~ だからか余計しっくりしてたし・・・ この作品は彼の魅力によるところが大きい~! ヒラリー・スワンクがね~・・・ ちょっと得意じゃない女優さんなので~ 勝手を言わせていただけるなら、もう少しキュートなイメージの方にして欲しかった。。。 ホリーのバースデーをお祝い~って30歳?ウソ~~!!ってカンジで。 ヒラリーさんって、もう少しお歳がいってるのかと。(ファンの方に喧嘩売ってる?本当にごめんなさい) でも、夫の急死に打ちひしがれ、1通、1通、手紙によって立ち直ってゆくのがよかったですね。 元々、強いイメージの彼女が弱っているのが心に響いてきて。 そういえば、鼻を骨折シーン(大爆笑でした)で『ミリオン・ダラー・ベイビー』を思い出した。 お母さま、キャシー・ベイツはさすがとしか言いようがない深い演技でした。 彼女の苦悩や(うまくいってなかった娘婿の急死にとまどいつつ)娘を愛する気持ちが なにげない表情で感じ取れて・・・ ラストでの彼女にもにんまりでした(うまくいくといいな 笑) ホリーの親友リサ・クドロー、ジーナ・ガーションの2人もよかったです。 特に「独身?」から始まり「ゲイ?」「仕事は?」と聞いて彼氏を探すリサ・クドローには大笑いさせてもらいました。 ~女性なら気になることですしね。みんな遠まわし~に探り合うことを露骨に聞いちゃうのが可笑しかった。 田舎だと、そこに「長男?」が入りそう。。。苦笑 アイルランドで出会う~超セクシーないい男という設定の彼。ジェフリー・ディーン・モーガン。 私はそこまで魅力を感じなかった。。。 彼女たちが「抱かれたい~~萌え~~!!」みたいに騒ぐのに、感性の違いを見たような。 私には、濃すぎる・・・好みの問題ですが。 ホリーの心を少しづつ溶かせてくれる彼ハリー・コニック・Jr も、 私の好みではなかったけど(しつこい?)役柄的にはよかったかな? 彼なりに、遠くから見守ってくれる感じが。 最愛の人を亡くしても、ホリーは幸せものですね。 亡くなっても、自分のことを一番考えてくれる夫。 いつも好きなことを言い合って~励ましてくれる親友達。 キツイことを言いながらも、娘の幸せを祈って親身になってくれる母。 温かい人たちに包まれて、自分の生きる道をみつけた。。。 「これからの彼女」は、あんまり出てこないけど 感謝の気持ちを忘れす前向きに生きて欲しい。って願える作品でした。 けど、けど・・・ 新しい恋は、早すぎる~~~ 気持ちは分かるけど・・ジェリーが可哀想だよ。。。(あくまでもジェリー目線 爆) 凄く疑問に思ったこと・・・ 米国って、今では火葬が主流なの? とってもおシャレな骨壷入れ?骨箱?を持って外出してるのが、不思議で・・・ 確かにあれなら外へ持って出てもそんなにおかしくはないけど。 今まで映画で、ああいうものを見たことがなくて。 アイルランドってステキな場所だなぁ。 風景も美しいし・・・ アイルランド人にとって“歌”は根本的に“物語り”の重要な手段なんだって。 その地で、歌で様々な感情表現をしていたジェリーだから、ああいう素敵な手紙も書けたのかなぁと思った。 “手紙”って、やっぱりいいなぁ・・・ マリー的お気に入り度 ・・・ ★★★★★★★★★☆ (ジェリーが素敵だから、★増えた) マリー的涙度数 ・・・ ★★★★☆ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年10月19日 16時51分30秒
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