東山
いつも通っている、通い慣れた道。その中でもここは、特に好きなところだ。特に案内はないけれど、多分こういうところを「切り通し」って言うんだと思う。いつも急いで、そこに間に合うように歩いていた。しかし突然、それをしなくても良くなって、もう一つ通っていたところも、行かなくても良くなって。。。そうだ、久しぶりに時間がたくさん出来たから、今まで急いで通り過ぎて撮れなかった、いつもの道を撮ってみよう。自分のための時間は沢山あるけれど、それをちゃんと意識して使っていることは少ない。カメラを持っているときに、今、自分の時間の中にいて、自分と共にあるということを感じた。ここは切り通しの上に架かる橋。東京には、まだまだ知らない風景が、沢山あるんだろうなあ。向こうに中学校のグランドが見える。それにしても、青い空だなあ。春には桜が花開く。