台風の中を飛ぶ
台風5号が近づいていますが、羽田-福岡を飛行機で移動しました。普段は成層圏の10,000m~12,000mを飛行するのですが、今日は GSP画面(写真)を見るとえらく低い高度で巡航しています。7,600mは対流圏です。機長の話によると台風を避けるためだとか。不思議な話があるもんです。10,000m以上の成層圏ってのは下界が荒れても影響があまり無い所で逆にそれ以下の対流圏ってのは文字通り空気が対流して動いているのですが・・・こんな台風の時にわざわざ低高度の乱流の中を飛ぶのがとても納得いきません。なぜでしょう?普通はどの航路を飛ぶかの判断は機長が行います。あ・・・まさかコパイ(若い副操縦士)のOJT(訓練)をしているとか!?上空の安定航路はワガママ機(米軍とか政治家搭乗など)に譲っているとか!?それともパイロットが自分の操縦技術を誇示しているんだとか!?真実は良く分かりませんが、パイロットのレベルにもいろいろあるんでしょうねぇ。しかも今日は JAL!自分の命は出来れば上手なパイロットに託したいです(汗)