精聴と多聴はバランスよく
教材を使った「英語学習」というのものから離れて早一年ほどが経ちました。やっぱり、求めているのはTOEICの点数ではなく、その先にあるもの。それならば、敢えて気の向くままに英語に触れてみようと思い立って、洋雑誌を買ったり、iPadを買ったり、iPhoneでネットラジオを聞いたりしてきました。数ヶ月前に行った一人旅行は現地でツアーに申し込んだり、Irish Pubでいろんな人と話をしたりと、楽しく過ごせて自信をつけて帰ってきたつもりでしたが・・・。今月は海外出張に行かせてもらったものの、自分なりに不自由を感じました。この違いはというと・・・。聞き取りの正確性だと思います。旅行やおしゃべりであれば聞き間違いが多少あっても問題は無いです。ただ、仕事となると正確にコミュニケーションを取る必要があります。でも、ところどころ情報を取りこぼして不明確なところが出てきてしまい、結構苦しい場面もありました。もちろん、間違いが無いように確認をとるのですが、他のネイティブの方は分かっていたので確実に私の英語力の問題です。聞き方も前と随分変わっています。以前は、一語一句全てを記憶に入れようと聞き取っていましたが、今は、勝手に頭の中に残る意味を自動で組み立てている感じでかなりの省エネです。それはそれでいいのですが、引っかからないものは、全てスルーーー!! (^-^;そんな感じなので、英語を聞いていて疲れることは少なくなりました。ただ、適当感が拭えませんので、ならば久々に力試しということで、一年以上ぶりにEnglish Journalを買ってみたところ。。。ENGLISH JOURNAL (イングリッシュジャーナル) 2010年 08月号 [雑誌]久々に買うとかなりいい教材ですね。これ。定期購読をしていたときは、有り難みが分からなかったような気がします。何が良いって、スクリプトがあるので細かい言い回しがチェックできるのと、訳もついているので微妙なニュアンスも吸収できます。なにより、なま素材というのがいいですね。さてさて、今回やってみて分かったことは。1. 簡単な単語(take)などの意味がさらっと入ってこないことが多い。2. 意外に代名詞theyなどの指しているものを見失っていることがある。3. 単語力の問題。今後は、この弱点を頭に入れて、いろいろと聞いてみることにします。教材ばかりでも広がりが出ないし、いろいろ多聴だけでも気付きが少ないので、バランスが大事だなと改めて思いました。数ヶ月に一回は、こういう教材を買ってやってみようっと。